メタ燃料・・・スイスメタ・・・・・・メタクッカー

mariokeisuke

2016年10月31日 08:00

 
 

 【メタ燃料・スイスメタ】

 クッカーの燃料、液体ストーブ等のプレヒート剤としてチョッと?前までは無くてはならない存在でした。

 現在もチューブタイプや「エスビット」などが流通していますが・・・・

 今回は少し古い製品を紹介したいと思います。
 






















 

 スイス「LONZA・ロンザ」社「META」

 メタと言えばまず思い浮かぶのはこれ・・・「スイスメタ」・・

 成分は「メタアルデヒド」・・メタノール(メチルアルコール)ではありません。

 元々はナメクジやカタツムリの駆除剤として開発されたそうです。

 1970年代には「HOPE」社が扱っていましたが後に「渡辺化工」が販売、そして製造まで手がけるようになったようです。

 40個、20個、10個・・・と時代と共にパッケージされた個数が減っていきました。

 販売が終了してからもう随分経つようです。

 *渡辺化工・・・現在はホワイトプロダクト株式会社

 






















 

 「渡辺化工」製

 このパッケージは1960~70年代の製造だと思います。

 ブリキ製の簡易五徳が付属しています。  

 画像下に見える細長いのがそうです、Z型に折り曲げて使用します。

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 1966年(昭和41年)の広告です。

 同社は1949年(昭和24年)国産初のアルコール固形燃料を製造販売したそうです。

  





















 

 「Esbit・エスビット」

 皆さんご存知の「エスビット」。

 上の画像のストーブ、タブレットはともに古いモデルです。

 燃料の成分は「ヘキサミン」・・・・*ヘキサメチレンテトラミン

 現在もっとも目にするタブレット型燃料です。
























 

 「オプティマス」  チューブメタ

 古くは「ロンザ社」製などもありましたが、これ↑は1990年代「スター商事」により日本国内で製造販売されたものです。

 キャップの色が違うのは販売時期によるものだと思われます・・・・?

 






















 
 
 「ホワイトプロダクト」

 現在購入できるチューブメタ。

 成分はエタノール。

 ロングセラーな製品です。

 























 

 「テムポ化学」社

 1980年代初期のカタログです。

 クッカーや燃料も充実しています。

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 チューブメタはストーブのプレヒートや焚き火の着火剤に・・・・・

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 タブレット型のメタは携行性に優れ長期保存にも適しています、水に濡れても着火するので調理やストーブのプレヒートはもちろん、非常用に備えていても良いと思います。
                      

                             おしまい・・・・
 


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