【コールマン テーパーグローブ パート1 275・5114編】
こんにちは。
今回はグローブの紹介です。
コールマンのテーパーグローブには数種類があります。
今回、パート1では#880とも呼ばれる「275・5114」系グローブを紹介したいと思います。
上の画像は70年代にリリースされた#275です、ハーフストライプフロストのグローブが標準装着されたモデルです。
*#275は1976年からカタログ掲載されます。
こちらはやはり70年代に登場するプロパンモデル#5114です。
#5114は上画像にあるアボカドカラーの#5114、ダークグリーンの#5114A、バーナー部改良の#5114B、レギュレーターとバーナーフレームが改良されジェネレーターレスの#5114Cと変遷していきます。
色調は年々濃くなっていきます。
クリアグローブが標準だったようです。
*#5114は1973年のカタログから。
ストライプフロストを装着してみました。
左 #5179A 右 #5179
#5114系から派生したヤードライト#5179シリーズ。
ジェネレーターを持つ#5179、レギュレーターの改良でジェネレーターを持たない#5179A
#5179はハーフストライプフロストグローブが標準装着でしたが#5179Aではクリアグローブが標準だったようです*。
*年式によって装着されるグローブに違いもあるようです。
*#5179は#5114B、#5179Aは#5114Cが基本になっているようです。
#275と比較するとこんな感じです。カメラのアングルで実際とはチョット違って見えますが・・・・・
こちらは80年代のバルブが改良された#275Aです。
#275と#275Aの外観の大きな違いはベースレスト(カラー)上にあるキャピタルと呼ばれるパーツに貼り付けられたプレートに示された文字です。Aモデルでは文字が大きくなり LIGHT の文字が省略されます。
グローブのロゴも変化しています。
ストライプフロストのロゴの変化を時代順に並べて見ました。
このストライプフロストにはペイントタイプとつや消し(すりガラス)タイプが存在します。
雰囲気も違って見えます。
クリアグローブ、「PYREX」ロゴです。
クリアグローブには無数のロゴが存在します、製造国も数ヶ国あり現在も生産されているので把握しきれません・・・・・
アンバーグローブも純正で販売されていました。
#5114の一時期特殊なグローブが装着されます。
たて溝が入った変形グローブです、同じ時期#275のストライプフロストにも同じ仕様のグローブが装着されます。
グローブだけの市販はされず、工場出荷のランタンにのみ装着されたようです。
私も#275用を一個だけ入手したのですが、不注意から破損させてしまいました・・・・「かけら」だけでもとっておけばよかった・・・
波々になっているのが分かるでしょうか?・・・
85年のカタログです、ストライプではないハーフフロストグローブが掲載されています。
古い「シアーズ ・Sears」モデルに装着されていたようなグローブですね。
#5114がリリースされた1973年にはすでにカタログに掲載されていますが、出現率は極度に少ないです。
下記は型番です。(パーツナンバー)
#275A0481 ストライプフロスト
#5114-0481 クリア
#5114-0461 フロスト
#5114-0681 アンバー
私は「シアーズ ・Sears」モデルのすべてを処分してしまったのでパーツリストで紹介します。
ColemanのO.E.Mである「シアーズ ・Sears」モデルは多くの部分がColemanのパーツと共通です。
もちろんグローブもです。
#476.72217
#476.72243
以上の2モデルは#275,5114グローブが装着できます。
CANADAモデル#621・#625シリーズ、プロパンモデルの#5419Aもこのグローブを使用しています。
・
・
ストライプフロストのグローブは90年代のうちに姿を消してしまいます、眩しさを軽減するためのフロストですが#275などの大きなランタンではストライプフロストのようなアクセントがあると全体が引き締まって見えますね。
Coleman社での再販は絶望的?ですが、最近ではグローブのフロスト加工ができるようなのでそんなのも一考かもしれません・・・・・
・
・
パート2・・その他のテーパーグローブ編もいずれ紹介したいと思います。
Thin Lizzy Whiskey In The Jar 1973
Phil Lynott ・ ・ ・月日がたつのは早いですね
それじゃあまた・・・・・
*加筆、訂正、削除など行うこともあります。