【コールマン コレクターズガイド】
こんにちは。
今回はコールマン、特にヴィンテージに関する書籍を紹介したいと思います。
その多くは入手が難しくなっています、でも・・・一度は手にとって欲しいものばかりです。
「Coleman Collectors Guide 1903~1954」
ヴィンテージコールマン好きにはおなじみの通称「緑本」・・「グリーンバイブル」などとも呼ばれます。
1903年から1954年までのランプ、ランタン、ストーブ、アイロンなどが網羅されています。
発行は「I.C.C.C」インターナショナル・コールマン・コレクターズ・クラブ。
カール・タッカー氏とハーブ・エーベンドルフ氏との共著となっています。
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カール・タッカー(Carl R.Tucker)氏は米国の有名なコールマンコレクター。
ハーブ・エーベンドルフ(Herb Ebendorf)氏は元コールマン社社員、後にウィチタにあるコールマンミュージアム創設にも携わるご意見番、生き字引的な存在でした。
200ページ?程ある本編のほとんどは白黒のページですが、カラー写真のページも十数ページあります。
当時のカタログ、Ad、パーツリストといったペーパーものの紹介がメインです。
「緑本」が発刊されるのは1996年ですが。
1994年にはある程度の編集作業は終わっていたようです。
1995年6月16日~17日の2日間「I.C.C.C」の第3回ミーティング*がコールマンのお膝元ウィチタで行われました。
*現在は規模を拡大して「コンベンション」として開催されています。
カール・タッカー氏、ハーブ・エーベンドルフ氏の両氏ももちろん参加しています。
そのミーティングで参加者にお披露目されたのが上の画像のガイドブックです。
簡単な装丁そして紙質、プリントなどは販売されたものよりも簡素です。
内容的にはほとんど同じですが・・・若干の相違点もあるので、これはこれで貴重かもしれません・・・
上の画像は見開き1ページ目に記された著者の一人である”Herb Ebendorf”氏のサインです。
一冊は開催地「Wichita」の文字と日付けとを、もう一冊は日付けのみが書き加えられています。
カール・タッカー氏のサインが入ったもの、両氏のサインが入ったガイドブックも見たことがあります。
ちなみに、このミーティングには日本からも二人の参加があったと記憶しています。
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ハードカバーに装丁され販売されたものは当時3000円ほどで購入することができたので数冊手に入れましたが・・・いつの間にか一冊しか手元に残っていません・・・
上画像は1999年発行の「コールマンスタイル・定番の理由」。
コールマンジャパン社、国内のコレクターなども編集に加わった(協力した)一冊・・・
数多くのモデルを紹介しています。
国内で発行されたコールマンムック本の元祖。
2009年 「ザ・コールマンブック」
特別付録のDVDには在りし日のハーブ・エーベンドルフ氏の元気な姿が・・・当時98歳・・・
米国のコレクターの紹介や本国のコールマン社にまつわる紹介がメインです。
「Guide to Vintage Coleman Products 」 1900~1983
2015年「I.C.C.C」によって発行されました。
およそ400ページ、全編カラーページの見ごたえのあるガイドブックです。
1900年から1983年と長期にわたるモデルが紹介されています。
解説はすべて英語ですが見ているだけでも楽しめます。
2018年発行「Vintage Coleman COLLECTIBLES BOOK」
こちらはわりと最近発行されたものです。
編集には国内の多くのコレクターが協力したようです。
古い時代のランプ、ランタンはもちろん、クーラーボックスや小物まで幅広く紹介されています。
メンテナンス方法なども詳しく解説されているので、これからコールマンを・・・と言う方にもお勧めです。
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今回は有名どころの書籍を紹介しましたが、「パート2・・雑誌の中に特集されたコールマン」も予定しています。
それじゃあ・・また・・
A Change Is Gonna Come The Band