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2020年04月02日

”lallemand”・・・チョッとだけ”lafuma”も・・

   
 



  【・・ラレマン?・・ラレマンド?・・・チョッとだけラフマも・・】
 

 今回は1950年に創業するフランスのファニチャーメーカー”lallemand”の紹介です。

 国内では1980年代末頃から認知されるようになると思います。 

 この時期、お洒落イスと言えば「マクラーレン・ガタバウトチェア」の独壇場でした。

 私が初めて見た”lallemand”のイスはおそらく?スチールパイプ製だったような気がします・・・

 当時、ランタン沼に足を取られた私は、イスやテーブルに予算を回すことができませんでした。

 ・・・なので・・古いカタログ「だけ」で当時を振り返ってみたいと思います。



 





 
  90年 キャンピングガスカタログ

 


 
  90年 キャンピングガス      
 
  ローテーブル、かわいいですね。デザートテーブルと紹介されています。
  
  基本的にイスのフレームはアルミパイプ製ですが、テーブルはスチール製モデルとアルミ製モデルとが混在しています。




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  91年 キャンピングガス    

 前年までの「コンパクト」が改良され「コンスタンス」に。



 
 
  91年 キャンピングガス 

 
      


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  92年 キャンピングガス



 
 
  92年 キャンピングガス

 この時期のイスは単調な色使いですが、2脚並べて「トリコロール」・・・・・!!
 
 こんな素敵なイスを使いこなせたら   ・   ・   ・   イメージしただけで挫折です ・!?

 



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  92年 ランズカタログ 





 
  92年 ランズ





 
  92年 ランズ  




 この時代は「キャンピングガス」そして「カーメイト・ランズ」の2社が代理店でした。

 *「LANDS」= 車用品のカーメイト社・ランズスポーツ事業部

 当時、キャンピングガスで扱っていたものは『ラレマン』、ランズで扱っていたものは『ラレマンド』と呼び方を差別化していました。

 アウトドア雑誌、カタログ本などではわりとしっかり使い分けていました。

 業界では暗黙のルールだったようです。

 でも、私のなかではひとまとめに『ラレマン』です・・・それは・・・・・・・・言いやすいから・・・

 



 

















 
  93年 キャンピングガス





 
  93年 キャンピングガス 



 短い周期でNEWモデルが登場しています。

 仕様変更、色の追加などでもNEWモデルとされるものもあるようです。

 この時期になるとシックな色合いのモデルもラインナップされています。

 テーブルもそれまでのストライプシリーズからスカイシリーズへの移行期のようです。




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  93年ランズ




 
  93年 ランズ   



 両社ともに扱っていたイスには愛称があり。
 
 キャンガスは 「フローレンス」「コンスタンス」など、ランズは「アムステルダム」「ビアリッツ」など。

 名前もおしゃれです。ランズ扱いはこの後も地名に由来するモデルが続きます。

 ほとんどがお互いに「かぶらない」ような商品展開だったと思います。

 人気の「モミの木製ロールテーブル」はランズ扱いでした。


 




 












 
  95年 キャンピングガス





 
  95年 キャンピングガス





 96年「camping gaz」社は「Coleman」社に買収されてしまいます。

 96年度の「キャンピングガス」社カタログも発行されましたが、ファニチャー類の掲載は無く・・・・

 上画像の95年カタログが国内における「キャンピングガス」社としてのファニチャー最後の掲載となりました。

 97年度からキャンガスの火器類、グランテトラの水筒などはコールマンの取り扱いとなります。

 「キャンピングガス」のカタログもコールマンから発行されることになりますが・・・・

 やはり、ファニチャー関連商品がカタログに載ることはありませんでした。

 

 






 







 一方、ランズは? 

 
  「SRC」 91年カタログ



 
  「SRC」 91年     

 アウトドアショップ「SRC」の総合カタログです、「キャンガス」、「ランズ」双方の扱う製品が掲載されています。

 *「SRC」=スポーツ流通センター 

 


 

 





 
 
  「SRC」 97年 この年それまでのA4サイズのカタログがタブロイド版に変わりました。



 
  「SRC」 97年 



  
 私の持っている資料はこの97年の「SRC」カタログに掲載されたものが最後です。
                
 前年にデビューしたイス「ビエンヌ」とこの年のテーブル・NEWモデル「ボルネオ」などが掲載されています。

 相変わらず商品のサイクルが短いですね。     
 
 キャンピングガスはファニチャーから撤退?、おそらくランズ扱いなのだと思います。

 この年以降「SRC」のカタログの入手はできませんでした・・・・

 ランズのカタログも94年以降は入手できず・・・・・・(置いているお店が少なかったです)・・・

 資料らしきものはここで途絶えてしまいました・・・






 

 

 








 同時期にキャンピングガスが扱っていた”lafuma”製品です。

 
  92年 ”lafuma”

 ”lafuma”と言えば”Pop Up” この年がデビューです。



 
  92年 ”lafuma”

 ベッドのラインナップ、イスも含めこの92年が一番カラフルです。
 


 *”lafuma” 旧ロゴ     現在は”Lafuma” Lが大文字です。

    

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 「ラレマン大好き」!な音丸さんのブログEvergreen(音丸の90年代キャンプスタイル)の情報によりますと・・・・

 ”lallemand”はこの”Lafuma”社の傘下に入り、現在も製造に携わっているようです。

 勝手に参考にさせていただきましたが、「ラレマン」に関する情報は音丸さんのブログにたどり着くと思います。

 貴重な情報に感謝です。

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 ”lallemand”の血を引くキャンプファニチャーが”Lafuma”ブランドで流通しているようです。

 興味のある方はこちらをのぞいて見てください・↓・・・↓・・

  ”Lafuma Mobilier” (ラフマモビリエ)・・キャンプファニチャー 

 https://www.lafuma-furniture.jp/camping-beach-jp.html
 
 


 
                                 それじゃぁ・・また・・バイバイ




  *記事内には憶測の部分もあり、追記、訂正、削除など行う場合があります。
 

 
  
   ”Time Waits For No One”        The Rolling Stones (Mick Taylor)  

Posted by mariokeisuke at 11:00

2011年11月05日

BYER メインラウンジャー



BYER メインラウンジャー

いまさら説明の必要の無いほどメジャーなロースタイルチェアーですね・・・・

私がはじめてこのイスの存在を知ったのは80年代末期です、当時は「インターテック」社が輸入販売していました、「インターテック」はその後[MOSSテント]の代理店もつとめます。



90年代に入ると間もなく「モチヅキ」が代理店になるようです・・・ラインナップは「インターテック」時代と同じ5色です。価格も9000円と同じ設定です。・・・この時代価格は安定していませんでした・・・・
画像は「モチヅキ」93’のカタログです。



こちらはアップ「ニュートップ」96年のカタログです。

やはり「BYER」がラインナップされていますが・・・・色は2色だけになってしまいました・・・

価格は7000円です・・・・「ニュートップ」社は、このカタログを最後?に解散してしまうものと思います・・・・男の子エーン



この後?「A&F」が取り扱うのですが、はっきりとした時期はわかりません・・・・・

輸入品ということもあるのでしょうが、代理店がめまぐるしく代わっています・・・これがすべてかどうかも不明です・・・・

私が購入したものは「A&F」時代のものです。当時5000円だったと思います・・・・

やはり、青と緑の2色しかなかったように記憶しています。

限定色やメーカー・ショップのオリジナルデザインのものもありましたが・・生産終了後数年が経過してしまいました・・・・・

ステッチや縁取り、焼印の場所などに相違点が見られますが、時代によるものなのか、それを特定するのは難しいと思います。

座り心地はそれほど悪くは無いのですが・・・メタボぎみの私は立ち上がるのが辛くなってきたので・・・・ぴよこ2・・・・最近はゲスト用として持ち歩いています・・・・・





  

Posted by mariokeisuke at 05:57