2017年06月29日
MOSS TENT SILICONE EXPEDITION
「Olympic」
【MossTent モステント シリコン エクスペディション】
90年代に登場する「エクスペディション」ライン。
40デニールのリップストップナイロンにシリコンコーティングが施されたフライシート。
ノーマル生地に比べ薄くて軽い生地を使用しているようです。
紫外線に強く耐久性も高いのでヒマラヤなどの高地、長期間のキャンプなどに・・・と紹介されています。
*この時期のノーマルフライの生地は2.2ozコーテッドリップストップナイロンが使用されているようです。
96年 国内用のカタログです。
この年が最後のラインナップだったようです。
ノーマルフライモデル、エクスペディションフライモデル、そしてフライシートのみ・・・から選ぶことができました。
4シーズンモデルに設定がされています。
「アウトランド・スタードームⅡ&Ⅲ・オリンピック・デルトイド・リトルディッパー・ビッグディッパー」
この7モデルです。
ちなみに「オリンピック」用は・・・・
ノーマル¥69,000- EXP¥81,000- フライシートのみ¥22,000- でした。
「StardomeⅡ」
上の画像カムデン期の「スタードームⅡ」は私の友人SSK君の所有するモデルです。
94年のかなり早い時期に製造されたものですが、フライだけではなく幕本体、収納袋までもがシリコン仕様になっています。
「Olympic」
シリコンコーティングされた生地は内側のポールスリーブが見えるほど透けています。
私が購入したフライは「シアトル」期のものですが、「カムデン」期の幕体で使用しています・・・
この時期にシルエットの違いはないようなので違和感は無いです・・・・
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おそらく3年ほどの販売期間だったと思われます・・・?
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チョッと昔のお話し・・・
埼玉にある当時の代理店「ロストアロー」社、たまたま近くを通りかかり会社訪問?させていただきました。
在庫を確認してもらったところ「オリンピック」用が一枚だけ残っていました・・・
他のモデルのものはすでに在庫はありませんでした。
もともと在庫数は多くは無かったようです。
翌日、地元の登山用品店から発注しました。
風雨、紫外線にさらされ一番ダメージの大きい部分なのでスペアがあるというのは心強いですね。
ノーマルフライとは雰囲気も違うので気分を変えたいとき?に使っています。
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それじゃあ・また・・・
2013年08月21日
Coleman Tent Odyssey・・・Moss?
1983年
【コールマン テント オデッセイ】
1983年にリリースされたテント・・・「ODYSSEY・オデッセイ」。
キンバリークラーク社(Kimberly-Clark Corporation)が1980年に開発した素材・・・
「EVOLUTION 3」と言うポリプロピレン繊維を使用したテントです。
防水性と通気性を兼ね備えた素材と言うことです。
*Kimberly-Clark Corporationはスコッティやクリネックスでおなじみですね。
1981年
1981年この「ODEYSSEY」にさきがけて発売されたのが「GENESIS」です。
5人用~ 1981年~84年
やはり「EVOLUTION 3」が使用されています。
この二つのテント・・デザインと色使い、どこかで見たような気がしませんか?・・・・
「MOSSテント」のビルモス氏がコールマン社のためにデザインしたものだと言われています。
いくつかのデザインを残したと言うことです・・真偽のほどは定かではありませんが・・・
でも・・・私は『そうだ』と信じています・・・・
1984年
1982年から84年にはやはり同じ素材の「COLUMBIA」もラインナップされています。
大きさは8”X10” 4人用~もしくはそれ以上・・となっています。
アメリカサイズの4人用ですから・・・日本人の感覚とは随分と違いますよね・・・・・・
話を「オデッセイ」に戻します・・・
大きさや改良などが加えられ1987年までラインナップされています。
8423-708 1983~85年 10”X8”
8423-897 1984~85年 9”X7”
8423-777 1985~87年 10”X8”
こんな感じです。
大きさにわずかな違いが、後期改良型(777)では仕様に若干の違いがあるようです。
定員はすべて4人用となっています。
10X8フィートサイズの(708)にはフライシートもオプションで用意されていたようです。
ルーフ部のポールとポールの交差部分(ベシカピシス)だけを覆う形だったと思います・・・??
さらにポールのジョイント部にはショックコードもオプションで用意されていたようです。
「オデッセイ」設営で一番大変なのがポールのジョイントです・・・
片側8本のバラバラのポールを順番どうり一本ずつスリーブに通しながら連結していくので、かなりのストレス(イライラ)です。
一見するとコットンのような・・・毛布かカーペットのような・・・
濡らしてしまうと乾かすのが大変そう?・・・そんな不思議な繊維です。
設営と後片付けが大変なので稼働率は低いです・・・・・
『次回は使うぞっ』・・・って・・いつも思うんですけどね~・・・・・・・・
【コールマン テント オデッセイ】
1983年にリリースされたテント・・・「ODYSSEY・オデッセイ」。
キンバリークラーク社(Kimberly-Clark Corporation)が1980年に開発した素材・・・
「EVOLUTION 3」と言うポリプロピレン繊維を使用したテントです。
防水性と通気性を兼ね備えた素材と言うことです。
*Kimberly-Clark Corporationはスコッティやクリネックスでおなじみですね。
1981年
1981年この「ODEYSSEY」にさきがけて発売されたのが「GENESIS」です。
5人用~ 1981年~84年
やはり「EVOLUTION 3」が使用されています。
この二つのテント・・デザインと色使い、どこかで見たような気がしませんか?・・・・
「MOSSテント」のビルモス氏がコールマン社のためにデザインしたものだと言われています。
いくつかのデザインを残したと言うことです・・真偽のほどは定かではありませんが・・・
でも・・・私は『そうだ』と信じています・・・・
1984年
1982年から84年にはやはり同じ素材の「COLUMBIA」もラインナップされています。
大きさは8”X10” 4人用~もしくはそれ以上・・となっています。
アメリカサイズの4人用ですから・・・日本人の感覚とは随分と違いますよね・・・・・・
話を「オデッセイ」に戻します・・・
大きさや改良などが加えられ1987年までラインナップされています。
8423-708 1983~85年 10”X8”
8423-897 1984~85年 9”X7”
8423-777 1985~87年 10”X8”
こんな感じです。
大きさにわずかな違いが、後期改良型(777)では仕様に若干の違いがあるようです。
定員はすべて4人用となっています。
10X8フィートサイズの(708)にはフライシートもオプションで用意されていたようです。
ルーフ部のポールとポールの交差部分(ベシカピシス)だけを覆う形だったと思います・・・??
さらにポールのジョイント部にはショックコードもオプションで用意されていたようです。
「オデッセイ」設営で一番大変なのがポールのジョイントです・・・
片側8本のバラバラのポールを順番どうり一本ずつスリーブに通しながら連結していくので、かなりのストレス(イライラ)です。
一見するとコットンのような・・・毛布かカーペットのような・・・
濡らしてしまうと乾かすのが大変そう?・・・そんな不思議な繊維です。
設営と後片付けが大変なので稼働率は低いです・・・・・
『次回は使うぞっ』・・・って・・いつも思うんですけどね~・・・・・・・・
2012年10月20日
GARUDA DANA DESIGN #1
【GARUDA】【DANA DESIGN】
「ガルーダテント」
透湿性の高い素材「ByroTex」を使用したシングルウォールテントが有名なテントメーカーです。
ベンチレーション(結露対策等)に関しては特にこだわりを持っているようです。
「Kaja」「Kusala」「Atman」「Paimihr」等などのモデルがあります。
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・・・ダブルウォールテントも機能、デザインともにとても魅力的なんですよ・・・・・
ChamoisGold/Eggplant/Burgundy・・・一目でそれとわかるカラーリングも魅力的です。
このカラーリングはシングル、ダブル共通の色使いです。
後姿も・・・・
右 3シーズン「Arja」
左 4シーズン「Jana」
3シーズン用「Arja」はメッシュが多用され風通しは良いのですが、クローズすることが出来ないので夏の短い岩手では使用時期は限定されてしまいます・・・根性があれば話は別ですが・・・・・
同じフレームワークですがレインフライやポールスリーブ、ドア等にデザインの違いが見られます、基本的な部分は変わらないようです。
ダブルウォールには他に「Sahti」「Tasir」「Pattar」などとても個性的なテントがラインナップされていました。
90年代中後期のタグ。(JANA)
日本国内では「株式会社インターテック」が代理店として輸入販売していました、同社は「MOSS TENT」の代理店でもありました。
この頃「K2社」に買収されます。
90年代後末期 同時期同じく「K2社」に買収された「DANA DESIGN」のロゴが入ります。(ARJA)
この後「GARUDA」の文字は小さくなり「DANA DESIGN・LEAPING FOOL」がメインロゴになります。
このころから「ガルーダ」のテントも『デイナのテント』と呼ばれるようになったものと思われます。
「GARUDA」ファンとしてはチョッと残念です・・・・・
その「DANA DESIGN」も「MARMOT」に併合され「GARUDA」は消滅?してしまいました。
創業者でデザイナーでもあるBylon Shutz氏は「MOSS TENT」のBill Moss氏、Charles Duvall氏(現在はDuvall Design)・・・彼らとも親交があったようです・・・・
・・・・そういえば・・・何となく・・同じような香りが・・・・・??・・
・・とりとめのないお話でした・・・
おわり