2018年04月24日
Camerons Products 「Li'l Smokey」
【キャメロンズ スモーカー】
米国「Camerons Products」 のスモーカーです。
十年ほど前の「A&F」さんのカタログです。
この時期に販売されていた製品は風防スタンドと固形燃料缶ホルダーがセットされていました。
製造は中国で行われたようです・・ラフな仕上げが目立ちます・・・
最近のものとは若干作りの違いが見られますが・・・改善されているのでしょうかね?・・・
こんな感じで本体下のスタンド内に固形燃料をセットします。
現在販売されている製品にはおまけのチップはひとパックですが、この当時はふたパックのおまけがついていました。
コンパクトに収納することができます。
天気が良かったので隣町のキャンプ場へ一式持って出かけてきました。
食材とスモークチップをセットしたら煙が出るまで加熱します。
煙が出たらふたを閉めて、後は時々スモーク具合をチェック。
のんびりとコーヒーなんぞを飲みながら・・・・・
およそ・・10分後・・・
大体?・・20分後?・・・煙が出なくなるまでやってみました。
これくらい色づいたほうがしっかりとした味になると思います・・・好みにもよりますね・・・・
今回は「alder 」チップを使用しましたが、いろんなチップで味の違いを楽しんでみるのもいいですね。
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さて・ ・ ・ 次の食材は何にしようかなぁ ・ ・ ・ ・
矢巾キャンプ場
11歳になりました!!
Good Morning Little School Girl Ten Years After 1975
それじゃあ・・また・・
タグ :燻製
2018年03月07日
MIRRO aluminum cup
【MIRRO アルミカップ】
こんにちは ・ ・ ・
今回は「MIRRO」のアルミカップを紹介したいと思います。
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何の変哲も無いただのアルミ製のカップです・・・・
大きさは12オンス、およそ350ccほどの容量です。
1970年代にリリースされる「MSR」ストーブに標準装備されたりもしていました。
針金製の五徳がザックやバッグのなかで暴れて『悪さ』をするのを防ぐためのカバーとして装備されたものと思われます。
たまたま、サイズがちょうど良かったからなのかな?・・・と思います・・・・
初期モデルの「#9」から上の画像にある70年代末期の「GK」モデルの頃までカップ底には何の刻印もありませんでしたが・・・
70年代末期以降からカップ底には「MIRRO」の刻印が施されます。
この後、スタッフバッグの装備(販売)や五徳の改良などに伴いカップの装備はされなくなります・・・・
80年代A&Fさんのカタログです。
日本のアウトドアギアの発信源でもありますね。
「キャンプカップ」 2個セットで販売されていました。
80年代(86年)「MIRRO」社から「OPENCOUNTRY」ブランド(製造・販売権)を引き継いだ「The Metal Ware Co.」のカップも同じデザインで販売されています。
画像右側が「The Metal Ware Co. OPENCOUNTRY」のカップです。
大きさ、デザインは同じですがハンドルの取り付け方法、仕上げなどに違いが見られます。
カップ底のロゴマークなどは省略されています。
「MIRRO」 リベット止め
「OPENCOUNTRY」 溶接
「MIRRO」 ポリッシュ仕上げ
「MIRRO」のカップは使い込んでいても鈍い輝きを残します・・・
使い方にもよりますけどね・・・・
「OPENCOUNTRY」 ポリッシュ無し
コストの掛け方は時代の流れなのでどうしようもないですね・・・
それでも「OPENCOUNTRY」はMADE IN U.S.A・・にこだわった製品づくりをしています・・
ただ、残念なことにこの「OPENCOUNTRY」のカップもクッカーなどと共に生産を終了してしまったようです・・・・?
同社(The Metal Ware Co.)のサイトではわずかな種類のクッカーが在庫を残すのみ・・のようです?
http://www.opencountrycampware.com/
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熱い飲み物は苦手です・・・くちびるをヤケドさせてしまうかもしれません・・・・
それでも・・フーフーしながらコーヒーなんかをすするんです・・・・
涼しい顔で気取ってみても良いかもしれません・・・・
冷たい飲み物はもっと冷たく感じます・・・・
その素朴な作りは古き良き時代の雰囲気を十分に感じさせてくれます。
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おしゃれで機能的なカップがあふれている昨今、こんな『時代遅れなカップ』は消え行くのみ・・・
・・・・なのでしょうね・・・
それじゃあ・・・また・・
2017年08月17日
LEXAN CUTLERY
【レキサンカトラリー】
70年代に登場するレキサンカトラリー。
軽量で丈夫なため多くのバックパッカーやクライマーに支持されていました。
フルサイズで使いやすかったのも人気の一因だったと思います。
樹脂製のカトラリーは鍋やフライパンのノンスティックコーティングにやさしいのも良いですね。
* LEXAN=GE社(General Electric Company)が開発したポリカーボネートのブランド。
82年「Early Winters」のカタログです。
キャンプキッチンと呼ばれるセットは多くのアウトドアブランドから販売されていました。
カトラリーはセットされたものを多く目にしますが単品販売もされていました。
95年の「REI」のカタログです。
おそらく「OR」(アウトドアリサーチ)のものと同じだと思われます。
90年代に入り「GSI」からも販売されますが、製造国は中国になっています。
「GSI」のものはGSIのロゴと「CHINA」の文字が入ります。
「REI」や「Early Winters」などの古いモデルには「PERMAWARE」の名前が見られます、おそらくメーカー名だと思われますが残念ながら詳細はわかりません・・・
キッチンセットなどのスプーンはスープスプーンとティースプーンなのでやや小ぶりです。
一番左は「GSI」のスプーンです、私は食事する時にはこれを使っています。
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2000年代に入りレキサンをはじめポリカーボネートは「BPA」ビスフェノールA、環境ホルモンが人体に悪影響を及ぼす、ということで食品関係の道具は使用を控えるようになります。
「ナルゲン」のボトル類なども原材料を変更することになりました。
ポリエステルなどのプラスチック系が多いようですが、強度的に不安を感じるのは私だけでしょうか・・・・
先日、某社のスポークが食事中ポッキリと折れてしまいました。
「BPA」が溶け出すにはある程度の条件があるようです、安全に越したことは無いと思いますが・・・
身の回りには「BPA」が溢れています・・・・・
「近況報告」
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お盆休みはこんな感じでキャンプしてましたよ~ ・ ・ ・
眠っているテントの虫干しもしてきました ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ キャンプレポートはまた後日 ・ ・ ・ ・ ?
それじゃあ・また・・