2022年09月19日
PRIMUS アクセサリー パート2 エトセトラ編
2263 Björn 2245 2243
こんにちは。
今回は前回に引き続きプリムスアクセサリー パート2 エトセトラ編です。
主に90年代の製品を紹介します。
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2245ランタン用のボールチェーンの付いたステーです。
点火装置の付いたものとしては初期タイプのものです。
1991年、イワタニプリムス社本社にて購入しました。
カタログを貰いに立ち寄っただけでしたが ・ ・ ・
当時は何処のメーカーさん、代理店さんも気安く立ち寄ることが出来ました、今のような時代であれば警備員に呼び止められるのでしょうが、そんな事もありませんでした。
2245ランタンのノズル(ジェット)です。
内部には綿が詰め込まれています。
現在、部品としての販売は行われていませんが、これも上記と同様イワタニプリムス社にて購入しました。
この部分のトラブルはニードルによるクリーニングで改善する事が多いと思うのですが・・・・(後述)・・
2245のベンチレーターです。
刻印などが省略され簡素になった90年代以降のものです。
このタイプにはシルバー、ブルー、グリーンの耐熱塗装されたものも有りました。
91年にデビューする、IP-G-キャンドル用のフック付きのチェーンです。
UCOタイプのキャンドルランタンであれば互換性はありますが・・・
こちらの仕上がり具合はより丁寧に見えます。
純正Oリングです。
現在も販売される数少ないパーツのひとつです。
壊れる部分が少ないのもガスランタン・ストーブの魅力です
でも、壊れないわけではありませんし、錆などによる劣化や磨耗する部分もあります。
90年代のモデルほぼすべてはイワタニプリムスでの修理対象外になっています。
もしも、壊れてしまったら買い換えるしかないかもしれません・・・・?
丁寧に扱うことは勿論ですが、純正カートリッジを使うことも少しでも長持ちさせるコツと思います。
グローブパッド。
マントルが収納できるポケット付きです。
1994年のカタログがデビューです。
大切(高価)なグローブを衝撃から守ります。
収納時グローブ部分にタオルを巻くだけでもぜんぜん違いますよ。
マントル色々。
パッケージは時代と共に変化していますが、マントル自体も変化しています。
1994年にデビューする A・B・C タイプのマントルは丈夫で丸くなりやすい進化系マントルです。
画像左下に見えている小さなパッケージは、2245・2240などに付属していたマントルです。
2263用の点火装置です。
89年にデビューする小型、軽量を「売り」とした2263は風防も点火装置も付かないモデルでした。
91年からは点火装置と風防がセットされたモデルも登場します。
同年、風防と点火装置、専用のパワーブースターがオプションとして販売されます。
2263用ウィンドスクリーン、風防です。
パワーブースターを差し込む穴が丸型の前期タイプです。
この丸穴は91年だけの仕様で92年からはかまぼこ型の切れ込みに変化します。
この92年、パワーブースターもヒートパイプ回転式の新型が加わります。
ストーブ用PB折りたたみ式全3種類は92年が最後となりました。
左 2263A&WS with power booster 右 2263
これは2243用の点火装置です。
2243も点火装置の付かないモデルも多く流通していたのでオプション及び交換用として販売されていました。
※現在も改良型が販売されています。
ストーブのトラブルで多いのはこの点火装置だと思います、無ければ無いでいいんですけどね・・・
便利さに慣れてしまうと我慢できない部分なのかもしれません・・・
この点火装置にはバルブ部に挟み込むものと、混合管にネジ止めで固定するものとがあります。
85年に登場*する2243、点火装置は87年モデルから装着されます。
点火装置のみのオプション販売も同時に行われます。
88年にはバルブ基部もアルミ製から真鍮製に変わります。
この点火装置は90年代初期にかけ試行錯誤の時期だったようで細かな仕様の違いが見られます。
上画像左は90年モデルに装着された点火ボタンの丸い時期のものです、この丸いボタンには材質の異なるものもあります。
中央はバルブ基部と混合管にはさむタイプ、91年の新製品としてオプション販売されますが、これはこの時期のストーブ本体製品にも装着されています。
翌92年モデルからは画像右の混合管に固定するタイプに戻ります。丸く開けられた穴が特徴です。
点火装置のベース部(リング)は真鍮?からアルミに変更されています。
*1985年11月21日、岩谷産業とプリムス社の提携、イワタニプリムス社の設立が発表されます、翌月(12月)から2243が販売開始されることが当時の広告で告知されています。
2243用の延長グレート、1992年のカタログデビューです。
画像上はLサイズ、本体五徳に引っ掛けて装着します。
画像下は本体五徳にネジ止めで固定します、そのためのドライバーも付属しています。
このネジ止めする五徳は折りたたんでの収納が可能です。
左 2243AUTO 右 2243
2243AF
92年秋に登場する(カタログ掲載は93年から)ウッドノブ付きフォールディングスピンドルモデル。
ウッドノブのゴールドポイント部分は内蔵されたクリーニングニードルです。
45ミリ延長されたロングスピンドルは部品としての販売もされました。
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1992年 2243には大きな変化があります、それまでの2700kcal/hから3000kcal/hにパワーアップします。
小振りなグレーノブが大きめの黒いノブに、そして赤いプラケースが青いソフトケースに変更されます。
青いソフトケースはやはりこの年発売の新型パワーブースター(BP-1)も一緒に収納することが出来ます。
2700kcal/hの赤いプラケースモデルも併売されますが、250gガスカートリッジが「おまけ」に付く旧モデルの在庫処分だったと思います。
この赤いプラケースはバルブ部を分解しなくても収納できるケース最後のものでした。
Tガスと呼ばれるハイパワーガスが販売されるのもこの年からです。
このハイパワーガスカートリッジを装着することで2243等はさらにパワーアップすることになります。
プリムス100年を記念する合皮製ケースもありました・・私のは何処かへ行ってしまいました・・
2243バーナーを2連装する真鍮(ブラス)製デイブレイクツーバーナーが完売終了するのも92年でした。
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100年記念の金色ランタン・ストーブが発売されるのもこの92年、100年の節目にふさわしい激動?の年でもありました。
2280、2290用のウィンドスクリーン、92年がデビューです。
2290は90年、2280は91年、ともに白色で登場しています。
細長いステンレスの板ですが固定するための細工が施されています。
94年、バーナー下部も覆う耐風性を高めたタイプ「Lモデル」も販売されますが・・・
私は実物を見たことがありません・・・幻だったのだろうか・・・?
9229
スウィングヒーター9240、サーチライト591&フォールディングヒーター9228、9229 共通のバーナーヘッドです。
9240と591は基本的に同じものです、バーナーヘッドの交換でヒーターとサーチライトと使い分けることが出来ます。
フューエルメーター。
ガスカートリッジの残量の計測、残ガスの抜き取りに使える道具です。
下画像の小さな茶封筒はブラス製デイブレイク2バーナーを購入した時の「おまけ」として頂いたものです。
『カートリッジを手に持って振ったほうがはや・・・』・なんてことは口が裂けても言えません・・・
ガス注入アダプター(IP-アダプター)
100年記念ランタン、IP-Gキャンドルランタンなどにガスを入れるためのアダプターです。
IP-アダプターの前はMB-アダプターと言う商品名で販売されています。
意外と古くからある製品です。
MB=マイクロバーナーかな・・・? 再充填用のカートリッジも結構古くからあったようですからね。
スキー用のワックス作業に使われたものもあったようです・・・?
パワーブースター色々です。
これらは随分と以前ですが紹介しているので今回は端折ります。
1991年のカタログ掲載と同じ5種類のオプションケースのラインナップです。
翌92年のオプションケースは9種類に増えます。
新製品が加わったこともありますが・・・
ランタンの長いハンドルが折りたたみ式に変更され、コンパクトなケースが追加されます。
2263のケースがファスナーからベルクロに、そして2243のハードケースがソフトケースになり追加されました*。
93年からはオプションとしてのケースのカタログ掲載はされなくなります。
*ソフトケースが標準仕様となりましたがハードケース付きのモデルも併売されます。
この赤いハードケースは93年に登場するコンパクトと呼ばれる薄型のものです。
ハードケース、ソフトケース共にバルブ部を分離させて収納するようになりましたが・・・
バルブ部分を分解・組み立てするのは面倒なうえネジ切り部分、ニップルがむき出しになるので私個人的には??です。
組み立て時は集中しないとねじ山を潰しかねません・・・酔っ払いには無理・・・なので・・・
丸ごと収納できる大き目の赤プラケース(上画像左)が私は一番使いやすいです。
カートリッジは販売された時期、地域(国)によってデザインが変わっています。
最近はカートリッジカバーを装着しているのを多く見かけるようになりましたが、この事でランタン、ストーブの印象が随分と変わってしまったように感じます。
カートリッジがガス器具の「顔」であると言うことを改めて感じています。
ステッカー色々。
アルミ製耐熱ステッカー、耐光性ステッカー、ラウンドステッカーなど。
「PRIMUS SERVICE」 のステッカーは1991年のイワタニプリムス社訪問時の「お土産」としていただきました、販売店用の両面ステッカーです。
アクセサリーと言うには微妙ですが、ついでに紹介します。
「エクスカイザ」 チタンシェラカップ 「エクスカイザ」チタン食器には他にフォークとスプーンもあります。
トーチバーナー TB-71 炭の火越こし、液燃ランタンのプレヒート、ピザを炙ったりと意外と出番の多い道具です。
フォールディングトースター パンや餅を焼くときはもちろんですが、私はこれで焼き肉をしたこともあります。30年使っていますが見かけ以上に丈夫です。元々オーストラリアプリムスで販売されていたものを輸入していたと記憶しています・・?・92年からは新製品としてカタログ掲載されます。
ほんの少しですが EPI のアクセサリーも紹介したいと思います。
カートリッジスタビライザー(台座)、カートリッジの穴あけ、プリッカー等です。
特にランタン用のプリッカー(掃除針)は代用できるものが少ない希少道具です。
ストーブ用も販売されていましたが、ランタン用は極細です・・・プリムスランタンにも使えます。
私は今までに数回しか使ったことがありませんが、これが無ければ途方に暮れていたと思います。
現在、『分解を伴う清掃は安全を担保できない』と言う理由で販売は行われていません。
・・・・ガス検(JIA)の指針のようです・・・
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今回、私が所有しているものだけを紹介しましたが・・・
90年代、ランタン・ストーブ用のアクセサリーは他にも数多くが販売されていました。
「バブル」と言う時代背景もありましたが・・・
その時代にはその時代の道具があります、『2020年代の道具は良かった』・・と思う時が必ず来ます。
後々、後悔しないように・・・・!?
※本文中に記載される年度はカタログに新製品として掲載される年を基本としています。
カタログ掲載の前年から生産がはじまるものもあります、これはどのメーカー、どの製品にも有る事なので誤解の無いように。
God Save The Queen Queen 1975
2022年08月06日
PRIMUS アクセサリー パート1 グローブ編
こんにちは。
断捨離を見据えた道具の整理をしています ・ ・ ・
「ふかぼり」はせずに備忘録に記して行きたいと思います。
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今回はプリムス アクセサリー パート1 グローブ編。
上画像は#2240、#2245等用のグローブです。
左から 「PRIMUS」ロゴ フロストとクリア。
ランタンをはさんで「SCHOTT」ロゴ クリアとフロストです。
「SCHOTT」ロゴのものはどちらも Made in West Germany 表記です。
東西ドイツ統一前のものと思います。
1990年に購入した私の#2245にはこのフロストが装着されていました。
その後間もなく「PRIMUS」ロゴに変更されたと思います。
上画像で装着しているのは「PRIMUS」ロゴのクリアです。
Made in West Germany 表記のグローブ。
PCT-3230用のグローブです。
日本国内での販売はありませんでした。
1994年から国内で販売される「エクスカイザ」EX-3230 は「PRIMUS」ロゴのクリアタイプが装着されます。
プリムス「EXQUIZA」 エクスカイザーではなく 「エクスカイザ」 ですよ。
#2220に装着されるグローブ。
「SCHOTT」と「PRIMUS」ロゴ ダブルネームです。
フロストタイプですが立ち上がり部分がクリアになっています。
販売時期によってロゴのデザインは変化しているようです。
上画像の本体に装着しているのはコールマンのものです。
コールマンのグローブ。(#3113等)
このタイプのグローブは各社に共通なものも多いのでロゴにこだわらなければ選択肢は広いです。
EPI、コールマン、キャンピングガス、スノーピーク、キャプテンスタッグ等多くのメーカーに装着されます。
ただ、生産を打ち切ったメーカーもあり、入手は困難になりつつあります・・・
Made in Germany 表記に変わった「SCHOTT」クリアグローブ。
ランタンメーカーの名前が入らないものは各社のランタンに違和感無く装着できます。
小型のランタンは熱源(マントル)とグローブの距離が近いので熱による変形や変色などのダメージは早いです、早めにスペアを確保するのも必要かもしれません・・・ロゴマークの変更、生産の終了等も考えられますからね。
点灯する時はフルパワーではなく、少し絞り気味にするのもグローブにはやさしいかもしれません?
#2279用グローブです。#2279はフロストが標準装着でした。(画像左)
エクスカイザ#3250もこのサイズのセミフロストが標準です。(画像右)
このタイプにはクリア、水玉模様(ドット柄)やスチールメッシュのグローブも販売されていました。
クリアグローブは92年と93年の2年だけカタログ掲載されます。
上の画像のクリアグローブはコールマン「ピーク1」用を装着しています。
#2257用ハーフフロストタイプです。 右に置いているグローブ。
#3257、#571等の大型ランタン用です。
このタイプにもクリア、スチールメッシュが販売されていました。*現在はフロストが販売されています。
クリアグローブは94年と95年の2年だけカタログ掲載されます*。
上画像装着のクリアグローブはコールマンNo.4 です。
ランタンのグローブは他社製でも似たようなサイズのものも多いので、大切なオリジナルグローブは保管するのもひとつの方法と思います。
*他社製グローブとの交換は推奨するものではありません、ご自身の責任に於いてご判断ください。
*94年のカタログに掲載されたクリアグローブはコーニング社「PYREX」のようです。
エクスカイザ#3240です。
#3240シリーズ専用グローブです。
クリアグローブが標準装着でしたが・・・
フロストタイプも販売されています。
上画像のグローブは同じショップでおおよそ10年ほどの間?に一個ずつ買い揃えました。
県外のショップなので頻繁に行くことはできませんでした・・・
当時、必要としている人は少なかったようです・・・長期間在庫してありました。
フラリと立ち寄ったショップ、特別ほしいものが無いときはマントルやパーツを買って出てくることが多かったです。
100年記念ランタン、ツインランタン等用です。
筒状ですが他のランタンとの互換性はありません。
90年代中期のグローブラインナップ。
90年代はこのラインナップに#2279と#2257のクリアグローブが加わります。
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この時期、バブル景気~キャンプブームで次々と新製品が発売されましたが・・・
いつのまにか、本体はもちろん補修用パーツ(アクセサリー等)も消えていくこととなりました。
LED照明の手軽さ高性能化で燃料ランタンは影が薄くなりつつあります・・・?
それでも、液燃ランタン、ガスランタンの魅力に嵌ってしまった人も多いと思います。
コールマンのランタンは100年前のものでもパーツが手に入ります。
プリムスのガスランタンもそんなふうになるといいですね。
Light My Fire The Doors 1967
2018年01月03日
PRIMUS IP-2222FLA
【プリムス ツーバーナー FLシリーズ】
『あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします』 ・ ・ ・
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さて2018年、一発目の記事は・・・・・
昨年暮れの音丸さん「Evergreen(音丸の90年代キャンプスタイル)」の記事「IP-2222FLとIP-2222FLAの違い」とそれに連動する記事を拝見させていただき、私も仕舞い込んでいたツーバーナーを引っ張り出してみました。
古いカタログの情報と合わせて紹介したいと思います。
1992年のカタログからラインナップされる「FL」シリーズ。
フロントローディング方式を採用した最初のモデルです。
自動点火装置の付かない「FL」、点火装置の付いた「FLA」の2機種が同時に発売されました。
この時期にはバーナー直結型の「ブラス製」と「アルミ製」の「Day Break」がまだ現役で販売されています。
・・・よき時代でした・・・・
「Day Break」のステッカー
コーナーの補強金具
「P-2FLA」と記された型式認証のステッカーと点火装置
私は比べた事がありませんでしたが、上記の部分が「FLA」の特徴とのことです。
ただし、すべてのモデルに当てはまるかは疑問の残る部分のようです・・・・・
同梱されていた取り説と「おまけ」のアルミ耐熱ステッカー。
私のは93年モデルなので取り説はこの年に発売されたアルミモデル「AL」と共用になっています。
一番上の画像は元箱です、表記は「FLA」になっていますが機種写真は点火装置の付かない「FL」のようです。
93年にはキズの付きにくい特殊塗装を施した「FLAS」とアルミボディモデルの「FLA-AL」がラインナップに加わります。
ジョイパレット「IP-3222A」もこの年に登場します。
96年の新製品「FLA-2」 薄型でアルマイト加工されたアルミボディ。
下段に見えるのは「FLA-AL」、この年が最後のラインナップでした。
カタログで見てもフルサイズのモデルは存在感がありますね ・ ・ ・
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「IP-FL」=92~93年 (ブルーボディ・点火装置なし)
「IP-FLA」=92~95年 (ブルーボディ・点火装置有り)
「IP-FLAS」=93~95年 (特殊塗装)
「IP-FLA-AL」=93~96年 (アルミボディ)
「IP-FLA-2」=96~01年(アルミボディ・薄型)がそれぞれカタログに掲載されていました。
出力6000Kcal/h(3000x2)で登場したFLシリーズ、末期には3600Kcal/hx2にアップしています。(Tガス使用時)
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ジョイパレット「IP-3222A」(ボディカラー 赤・青)(引き出し式バルブ)が93~97年まで。
95年に登場するジョイパレットE「IP-3222AE」(ボディカラー シルバーブラック)(回転式バルブ)は96年まで。
2001年「ワイルドライフ」「IP-322286」(ジョイパレット系)(ボディカラー アースグリーン)がこの年だけラインナップされます。
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最近のPRIMUSからは「おしゃれでかっこいい」ツーバーナーが販売されていますね、物欲をそそりますが「宝の持ち腐れ」・・が増えるだけだとわかっているので ・ ・ ・ ・
私に必要なのはむしろ「断捨離」することのようですから ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ Slabo Day ・ ・ Peter Green ・ ・ ・
それじゃあまた・・・・・・