2015年11月10日
プリムス デイブレイク 2222AL
【PRIMUS IP‐2222AL】
1989年にリリースされる2バーナー「デイブレイク・IP-2222AL」
前年(88年)に発売されたブラス製デイブレイク「IP-2222」のアルミボディ版です。
今回はブラス製との比較や気になる部分をピックアップしてみました。
サイズは両モデルとも55cmX37cmX14cm・・・
このサイズはコールマンの2バーナーに倣ったものと思われます。
まったく同じではありませんが、コールマン製の2バーナーケースがジャストフィットです。
重量はブラス製6.6kg、アルミ製3.2kg・・とおよそ倍ほどの差があります。
ブラス製デイブレイク同様こちらも保護フィルムが全面に貼られています。
ブラス製はほとんどの部分がスクリュー&ナットでの接合だったので、分解してフィルムをきれいに剥がすことができました。
しかし・・・このアルミ製はリベットでの接合の為、重なった部分をきれいに剥がすのは難しそうです。
コントロールノブ部分・・ブラス製では(ON~OFF)の文字が直接ボディに刻印されていますがアルミ製ではプレートが取り付けられています。
最初期?もしくはプロトタイプではアルミボディに直接刻印されたものもあるようです?・・・
アルミ製はフタ(風防)表面にステッカーが貼られています。
ブラス製では同素材(ブラス)のエンブレムプレートがネジ止めされています。
さらにブラス製ではシリアルナンバー等が刻まれたオーナメントプレート2枚が正面に取り付けられ、随分とコストを掛かけた部分でもあります。
アルミ製ではフタ(風防)を簡単に脱着することが出来ます。
ブラス製は固定されているので取り外す事は出来ませんが、不便を感じた事はないです。
両モデルとも「2243」系のバーナーです。
ブラス製では十字五徳ごとそのまま装着されています。
当時の「2243」の出力は2700kcal/h・・・でした。*92年最終モデル
裏側から見たカートリッジ接続部です。
シンプルなアルミ製に比べブラス製は随分と手の込んだ作りになっています。
当時の価格差、およそ1万2千円ほどですが、それ以上に贅沢な作りと感じられる部分です。
初期のカタログやパッケージに描かれた写真にはフタ(風防)裏の「PRIMUS」耐熱ステッカーは貼られていません・・・
表面もステッカーではなくエンブレムがネジ止めされているようです。
コントロールノブの「ON~OFF」のプレートも見あたりません・・・・(直接ボディに刻印?)
このタイプの製品が実際に流通したのかは不明です・・・・・
市販品とカタログ用に撮影された個体とが違っているのはそれほど珍しい事ではないと思います・・・・・・
アルミ製、ブラス製ともに92年のカタログ掲載が最後でしたが、92年のカタログに掲載されたブラス製のフタにも「PRIMUS」の耐熱ステッカーが貼り付けられています・・??
エンブレムはボルト、ナットで固定されているので出っ張りはどうなっているのでしょう?・・・・
もしかしてエンブレムではなくステッカーだったのかもしれません?・・・・
エンブレム自体が取り付けられていないのかも・・・・・・?
91年のカタログに掲載されたブラス製、小さな「PRIMUS」ステッカーが貼られています。
様々な仕様の違いがあったのかもしれません。
個体数も少ないうえ販売終了後すでに20年以上経過しているのでオリジナルを確認するのも難しくなっています。
・
・
もう随分長いこと使ってないなぁ・・・・・・
ソロキャンプだとなかなか使う機会もないですね・・・荷物も増えるし・・・・
・・・来シーズンは2バーナーを使うシーンを増やしてみようかな?・・・・
それじゃぁまた・・・・
タグ :IP-2243
2015年10月20日
2015 キャンプダイジェスト パート4
【9月12日~14日 岩洞湖キャンプ場 フリーサイト】
今回は久々の連泊。
初日はHideaki氏とのジョイントです。
私が到着するとHide氏はすでに設営を終え、キノコを探しに森へ入って行ったようです。
戻ってきたHide氏と今夜の焚き火のために薪を運びます。
宴の始まり・・・・・
Hide氏からはアミタケと鹿肉のロースト。
私は、ささやかに・・・アウトバックオーブンで焼いた・・・ピザを・・・・
この後、お若い夫婦キャンパーさんを交え・・会話も弾み、森に笑い声が響きます・・・・・
・・・翌朝・・・
軽く散歩をして・・・・・朝食・・・
何をするでもなく・・・・・・
昼食はレストハウスへ出かけます・・・・
Hide氏とはここでお別れです。
夕方・・・雨がシトシト降っています・・・・
今夜は焚き火ができそうにありません。
テントに入り静かな夜を過ごします・・・・聞こえるのは雨音だけ・・・・
そのまま『おやすみなさい』・・・・Z・Z・Z・・
3日目の朝
タープにへばりつく木の葉・・・・・
青空が見えてきました・・・・朝もやで白く霞んだ景色もスッキリ・・・!
餅を焼いて・・・・・朝めし・・・・
日陰に置いたコットでゴロゴロ・・・・・
「トレジャーハンティング」
縄文式土器・・・
昭和30年代・・・湖底に沈んだ集落の生活の痕跡をうかがい知ることができます・・・・
遅めの昼食を食べてからの撤収となりました・・・・・・
『サンキュ~』
・・・・・後半へつづく・・・
ここから後半・・・
【9月21日~22日 稲庭キャンプ場】
紅葉にはまだ早かったですが、真っ赤なナナカマドが鮮やかな稲庭岳へ行ってきました。
『秋だなぁ~』・・・・
設営が終わるといつもの惣菜タイム・・・・・
ダラダラと過ごします・・・・・この時間が私の至福の時でもあります・・・・・・
ダラダラするための簡単メニュー!!
♫♪♫•*¨*•..•*¨*♥♫♪♫ ☆*•*❤PINK FLOYD❤**☆ ♫♪♫♥*¨ *•..•*¨*•♫♪♫
「 ATOM HEART MOTHER」&「MEDDLE 」
翌朝・・・
朝日とともに目覚めます。
ブラブラと散歩・・・・
ティータイム・・・そして朝食・・・・
ボ~ッと景色を眺めていると・・・・・
見覚えのある車が・・・・Hide氏??・・・・・
奇遇ですなぁ~・・・・・と言うか「あんたも好きねぇ~」と言ったところです。
設営を終えたHide氏は温泉へ・・・
私は帰路へとつきました・・・・・おしまい・・・
・・・・・
タグ :アウトバックオーブン
2015年09月24日
NALGENE LEXAN BOTTLE ナルゲンボトル
【ナルゲンボトル チョッと古いモデル編】
何を入れたら良いのか・・・・
いつも悩んでしまうナルゲンボトル。
水を入れるのはいつもポリタンかプラティパス・・・・・
パスタとかの食材も持って行く事はほとんどないし・・・・・
結局あまり出番の無いナルゲンボトル・・・
今回は、少~し前のナルゲンボトルについての薀蓄を・・・・
90年代から2000年代初め頃のチョイ古モデル・・・
外見ではロゴの変化くらいしか相違点は無いように見えます。
画像の黄色いボトル、一番上の画像の紫のボトルはポリカーボネート(PC)製です。
白いボトルは(HDPE)にUV対策を施した(UVPE)*(UVHDPE)です、ナルゲンボトルとしては古くから使われている素材です。
現在の製品「TRITAN」には飽和ポリエステル(PETG)が使われています。
いわゆるペットボトルとほぼ同じ原料のようですが、さらに強度、耐薬品性等の向上が図られているようです。
それまでのポリカーボネート(PC)製が人体に悪影響を及ぼすおそれがある「BPA」を含んでいると言う事で素材を変更したそうです。
わが国では2009年から、新商品として販売されています。 *「ハイマウント」社扱い
どれほどの悪影響があるのかは疑問もあるようですが・・・・安全に越した事はないですからね・・・!!
・・・私はあまり気にしませんけど・・・・
素材が変わった事で性能にも当然変化があります。
画像の表は耐熱、耐冷温度をあらわしています。
現在の製品(PETG)では耐熱100℃~耐冷-20℃となっています。
(PC)製での耐熱温度は130℃、耐冷温度は-130度なので随分と違いますね・・・
私はそんな寒い所へ行きませんけどね・・・
電子レンジにも対応、強度の点から見ても(PC)の方が優れているものと思われます。
この(PC)製ボトル、少し前までは「レキサンボトル」と呼ばれていました。
私が「ナルゲンボトル」を知った当時は「調味料入れ」のイメージしかありませんでした。
その小さなボトルたちの多くは(HDPE)が使用されているようです。
細長いボトルは(LDPE)製・・・・・
(HDPE)=高密度ポリエチレンはポリタンクと同じ素材なので特有の匂いがあります、長時間水などを入れておくにはつらいものがありますね・・・・
それでも昔は気にしないで(我慢して)飲んでいました・・・・・
さ~て・・・・??・・・・何を入れようかなぁ・・・・・・??・・・・・
・・・バイ・・