2011年10月11日
Coleman 237B
コールマン ケロシンランタン237B 1944年モデルです。
第二次大戦末期の製品です。
「USE ONLY KEROSENE」のデカールが特徴的です。
なぜ? 不特定多数の一般人が使用することを想定しているため・・・
#200の「O.C.D」オフィスオブシヴィルディフェンスとコンセプトは同じだと思います。
やはりソ連に対する脅威から政府機関がコールマン社に発注したものと思っています。
当時の「O.C.D」は政府機関ですので、いわゆる*「G.Iモデル」です。*ミリタリーではない・・?
「防空壕」のちに「核シェルター」などに常備されていたものと思います。
ケロシン燃料は万が一のときでも比較的安全です。*ガソリンに比べ・・
構造的な特徴です。
構成するパーツの多くがスチール素材です。
一般モデルではブラス製のタンク、バーナーフレーム、カラー、ポンププランジャー、フューエルキャップ、プレヒートカップ、さらにはボールナットまでがスチール製です。
この特徴は同時期の#220BX、#220C初期、#242C等にも見られます。
もうひとつの特徴・・素焼きのバーナーキャップです。
#236.#237.#200.#202などにも素焼きのバーナーキャップは存在しますが・・本モデルではとてもチープ(雑)はものが装着されています。
画像の個体は未点火・未使用のものを入手しましたので後に交換されたものではないと思っています。
第二次大戦前後にはまだまだ不思議?なモデルがあります、ゆっくりと紹介していくつもりです・・・
*記事には多くの憶測が含まれております、パーツ構成には個体差がある場合があります。
Posted by mariokeisuke at 16:16│Comments(0)
│Coleman