2019年10月02日
Coleman kerosene Lantern #235・#427K
「コールマン ケロシンランタン」

左 USモデル#235 1936年3月 右 Canada #427K 1939年D期
地味~に?人気のケロシンランタン・・・・
取り扱いの面白さ?と・・経済性が魅力なのかもしれません・・・・
Colemanの現行モデルは#639ですが、歴代モデルには意外と多いケロシンランタン・・・
今回はカナダモデル#427K(Mountie)後期タイプ、USモデル#235 の紹介です。
コールマンのケロシンモデルの多くはシングルマントルですが今回紹介のモデルは数少ないダブルマントルです。
共に1930年代中期に登場します。
#235 1935~1939 300CP
#427K 1935~1942 300CP
ケロシンランタンの2マントルは他に70年代の輸出モデル#231などもありますが、米国及びカナダ国内で販売されたケロシン2マントルは上記2機種とカナダ#327Kだけだと思われます。

両モデルともパステル調のシーフォームグリーンのベンチレーターです。
トップ部分が少し尖がった感じの右#427K、左の#235はなだらかな曲線です。
#427Kのものは当時の#327系・#220Bと共用ですが、#235のものはこのモデルだけの専用パーツ(色)です。


フィラーキャップ部です。
#427Kはクイックライトモデルですが、この後期タイプの給油口(タンク)はインスタントライト以降のモデルと共用に進化しています。
クイックライトからインスタントライトへの移行期のため部品構成も徐々に変化しています。
逆に#235はインスタントライトモデル風に見えますが、クイックライトに近い構造です。
タンクも給油口廻りが厚い古いつくりです、それに伴いフィラーキャップも古い仕様です。

#427Kのカラー(ベースレスト)です。
スチール素材のとてもシンプルなつくりです、刻印などもありません。

#235です、やはり刻印などは施されていませんが特徴的なつくりです。
ブラス素材にニッケルメッキされ、重厚感があります。

#427Kのフレームボトム付近です。
カナダクイックライト特有のバッフルプレートと「R55」ジェネレーター、プレヒートカップです。
#427Kの場合このままの状態でガソリン使用も可能です。

#235の同じ部分です。
ジェネレーターは「T44K」プレヒートカップとカップを押さえるクリップが見えます。
雰囲気的には#220系に似ていますが・・・・バルブ構造もクイックライトに近いものがあります。
現行ジェネレーター「220E5891」(T44G)を使用することでガソリン使用も可能です。

#427Kのバーナー部です。
#427と#427Kの大きな違いはこのエアインテークチューブにあります。

インテークチューブにある2箇所の小さなくぼみがわかるでしょうか?
この部分にスリーブが入っています、ケロシンモデルの特徴でもあります。
空気の流量を制限するためと思われます。
#427K(327K)はこのインテークチューブとプレヒートカップが特徴です。
プレヒートカップは後からでも追加できるのでインテークチューブが唯一の相違点かも知れません。
#427Kは前期と後期ではタンク・ベンチレーター・カラー(ベースレスト)など多くの部分に違いが見られますが、ガソリンモデルとは上記2箇所の違いで見分けることができます。一見しただけでは違いは分かりません。
カナダモデルの時代的な特徴としてタンクの底にモデルナンバーとジェネレーターナンバーがスタンプ(プリント)されていますが、消えてしまうものも多いようです。

#235のバーナー部です。
こちらは同時代のケロシンランプ#129などと共通のエアインテークチューブです。

ポンププランジャー部です。
仕様に若干の違いが見られます。
#427Kは縦溝、#235は格子状です。
構造的には同じです。
それぞれのモデルの特徴的な部分です。

#235の特徴的なデカール。
「アルコールでプレヒートすること」
「ケロシンもしくはガソリンが使用できること」が記されています。
姉妹機である#234と共通のデザインです。
* #234は#242ベースのケロシンモデルです。

#427Kなどカナダクイックライトモデルのバッフルプレートです。
無地のUSモデルとは違って派手?な印象です。
こういった部分がカナダモデルの魅力でもあります。

#427K及びこの時期に使われているカナダ製クイックライトランタンのバルブステムAssyです。
#427Kは前期と後期でバルブホイールの仕様が異なります、 一番右が後期タイプです。
分かりづらいですが・・前期タイプのバルブホイールには茶色と黒の2色あり「Coleman」ロゴが刻印されています。
* 年代によってロゴの刻印のないものもあります。

#427K 1940年カナダカタログ

#235 1935年の広告
・
コールマンの古い時代のケロシンランタンにはアジア、ヨーロッパなどへの輸出専用モデルも多く存在していました。
それらのほとんどは入手困難なレアモデルです。
カナダ製は米国製に比べケロシンモデルが多いようです。
経済性というよりは安全性に重きを置くのかもしれません?ガソリンの価格は日本とは違いますからね・・・
東南アジアなどの輸出先国では経済性や入手のしやすさなどもあると思います。
使用する場所や人・・・船舶での使用や不特定の人間が使うシチュエーションも想定しているのかもしれません・・・・・
* これがすべてではありません、追記、訂正、削除など行う場合があります、参考程度と楽しんでいただければと思っております。
それじゃあ・・また・・
Satori Part II Flower Travellin' Band 1971
左 USモデル#235 1936年3月 右 Canada #427K 1939年D期
地味~に?人気のケロシンランタン・・・・
取り扱いの面白さ?と・・経済性が魅力なのかもしれません・・・・
Colemanの現行モデルは#639ですが、歴代モデルには意外と多いケロシンランタン・・・
今回はカナダモデル#427K(Mountie)後期タイプ、USモデル#235 の紹介です。
コールマンのケロシンモデルの多くはシングルマントルですが今回紹介のモデルは数少ないダブルマントルです。
共に1930年代中期に登場します。
#235 1935~1939 300CP
#427K 1935~1942 300CP
ケロシンランタンの2マントルは他に70年代の輸出モデル#231などもありますが、米国及びカナダ国内で販売されたケロシン2マントルは上記2機種とカナダ#327Kだけだと思われます。
両モデルともパステル調のシーフォームグリーンのベンチレーターです。
トップ部分が少し尖がった感じの右#427K、左の#235はなだらかな曲線です。
#427Kのものは当時の#327系・#220Bと共用ですが、#235のものはこのモデルだけの専用パーツ(色)です。
フィラーキャップ部です。
#427Kはクイックライトモデルですが、この後期タイプの給油口(タンク)はインスタントライト以降のモデルと共用に進化しています。
クイックライトからインスタントライトへの移行期のため部品構成も徐々に変化しています。
逆に#235はインスタントライトモデル風に見えますが、クイックライトに近い構造です。
タンクも給油口廻りが厚い古いつくりです、それに伴いフィラーキャップも古い仕様です。
#427Kのカラー(ベースレスト)です。
スチール素材のとてもシンプルなつくりです、刻印などもありません。
#235です、やはり刻印などは施されていませんが特徴的なつくりです。
ブラス素材にニッケルメッキされ、重厚感があります。
#427Kのフレームボトム付近です。
カナダクイックライト特有のバッフルプレートと「R55」ジェネレーター、プレヒートカップです。
#427Kの場合このままの状態でガソリン使用も可能です。
#235の同じ部分です。
ジェネレーターは「T44K」プレヒートカップとカップを押さえるクリップが見えます。
雰囲気的には#220系に似ていますが・・・・バルブ構造もクイックライトに近いものがあります。
現行ジェネレーター「220E5891」(T44G)を使用することでガソリン使用も可能です。
#427Kのバーナー部です。
#427と#427Kの大きな違いはこのエアインテークチューブにあります。
インテークチューブにある2箇所の小さなくぼみがわかるでしょうか?
この部分にスリーブが入っています、ケロシンモデルの特徴でもあります。
空気の流量を制限するためと思われます。
#427K(327K)はこのインテークチューブとプレヒートカップが特徴です。
プレヒートカップは後からでも追加できるのでインテークチューブが唯一の相違点かも知れません。
#427Kは前期と後期ではタンク・ベンチレーター・カラー(ベースレスト)など多くの部分に違いが見られますが、ガソリンモデルとは上記2箇所の違いで見分けることができます。一見しただけでは違いは分かりません。
カナダモデルの時代的な特徴としてタンクの底にモデルナンバーとジェネレーターナンバーがスタンプ(プリント)されていますが、消えてしまうものも多いようです。
#235のバーナー部です。
こちらは同時代のケロシンランプ#129などと共通のエアインテークチューブです。
ポンププランジャー部です。
仕様に若干の違いが見られます。
#427Kは縦溝、#235は格子状です。
構造的には同じです。
それぞれのモデルの特徴的な部分です。
#235の特徴的なデカール。
「アルコールでプレヒートすること」
「ケロシンもしくはガソリンが使用できること」が記されています。
姉妹機である#234と共通のデザインです。
* #234は#242ベースのケロシンモデルです。
#427Kなどカナダクイックライトモデルのバッフルプレートです。
無地のUSモデルとは違って派手?な印象です。
こういった部分がカナダモデルの魅力でもあります。
#427K及びこの時期に使われているカナダ製クイックライトランタンのバルブステムAssyです。
#427Kは前期と後期でバルブホイールの仕様が異なります、 一番右が後期タイプです。
分かりづらいですが・・前期タイプのバルブホイールには茶色と黒の2色あり「Coleman」ロゴが刻印されています。
* 年代によってロゴの刻印のないものもあります。
#427K 1940年カナダカタログ
#235 1935年の広告
・
コールマンの古い時代のケロシンランタンにはアジア、ヨーロッパなどへの輸出専用モデルも多く存在していました。
それらのほとんどは入手困難なレアモデルです。
カナダ製は米国製に比べケロシンモデルが多いようです。
経済性というよりは安全性に重きを置くのかもしれません?ガソリンの価格は日本とは違いますからね・・・
東南アジアなどの輸出先国では経済性や入手のしやすさなどもあると思います。
使用する場所や人・・・船舶での使用や不特定の人間が使うシチュエーションも想定しているのかもしれません・・・・・
* これがすべてではありません、追記、訂正、削除など行う場合があります、参考程度と楽しんでいただければと思っております。
それじゃあ・・また・・
Satori Part II Flower Travellin' Band 1971
Posted by mariokeisuke at 08:00
│Coleman