2019年11月14日
Coleman Canada TableLamp #157・#158
#157 Sunshine 1948 2
【コールマン テーブルランプ カナダ #157・#158】
こんにちは、今回は1940年代に登場するカナダ製テーブルランプの紹介です。
1946~55年 #156、#157、#158の3機種は同時期に販売されていました。
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#156 ガソリン専用 廉価タイプ アウトポンプ仕様 アイボリー&カッパー
#157 ガソリン専用 インスタントライト ポンプ内蔵 アイボリー&ゴールド
#158 ガソリン・ケロシン両用 アウトポンプ仕様 グリーン&シルバー
*#157にはケロシンも使用できる#157Xもラインナップされています。
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#156 Empress
#157 Sunshine
#158 Royal
当時それぞれのモデルには愛称がありました。
古い時代のランプ、ランタンには愛称のあるモデルが多く存在しています。
現在でも、2バーナー powerhouse 1バーナー Sportster などの愛称のあるモデルがありますね。
バルブ部分です。
#157はインスタントライト燃焼システムです。
クリーニング機能も内蔵されています。
ジェネレーターは#220系と同じT44G「220E5891」を使用します。
*インスタントライト Instant-Lite とは=簡単に言うと・・・・・
ガソリンの吸い上げと同時に空気も取り込むフューエル&エアチューブが最大の特徴です。
適正な混合気を発生させるのでプレヒートが不要になります。
それ以前はガソリンモデルでもプレヒートが必要でした・・・・・・
#156、#158はガソリン使用時でもプレヒートが必要です。
#157ランプ インスタントライトの特徴 フューエル&エアチューブ パーツNo.132-1481
このパーツはUSモデル、#139や#152等とも共通です。
構造的には長さが違うだけで、#220系、#200系等と同じです。
フィラーキャップとサンシャインマーク(見えづらいですね)・・・
アイボリー基調にゴールドのぼかしペイントが施されています。
ポンプ部です。
48年式のこのランプは差し込むタイプのプランジャーです。
この後かぶせるタイプに変更されます。
タンク底のモデルナンバーとジェネレーターナンバーのスタンプ。
USモデルはデカールが貼られたものが多いですが、カナダモデルの多くはこのスタンプです。
この時代のランプはほとんどがパーチメント(羊皮紙)をはじめとするペーパーシェイドやプラスチック、ガラス繊維等を使用したシェードを使用します。
そのためインナーグローブの装着が必要になります。
1930年代中期以降に製造販売されるコールマン製ランプの多くはインナーグローブを装着するモデルです。
ガラスシェードを標準装着するモデルも1930年代にはほぼすべてが無くなってしまいます。
#355グローブ
ロゴマークには何種類かあるようです。
これは私の所有するカナダモデルに装着されていたものです。
他にはこんなロゴも・・・
シェードはオプション販売でした。
この当時は3種類あるデザインから選ぶことができました。
花柄2種と帆船のデザインです。
このシェードも当時の純正 Sheer-Lite です。
ランプ本体とシェードをつなぐ部分に使われる「ファイナル」と呼ばれるパーツ。
シェードを安定させるだけではなく、装飾的にもアクセントとしても重要なパーツです。
画像のものはカナダ製のファイナルです、デザインの違いや仕上げの違い、ブラス地のものとメッキされたものとが有ります。
これはリプロダクトパーツ、カナダモデルを模したようです。
カナダ製の純正はメッキされたものが多いですが、なかにはブラス地のものもあるのでオリジナル(純正)と見分けるのは難しいです・・・
追記・・・さわり比べてみると・・純正ファイナルの方が「ふっくら」とした感触です。
シェード関係のリプロダクトパーツにはこんなのもあります。
グローブホルダー #330(220系)・#660(635系) グローブに対応します。
サポートロッド グローブホルダーをランプに固定、ファイナルの装着(差し込み)に使用。
ファイナル サポートロッドへ差し込んでシェードを安定させます。
ハンガーロッド ランプを天井などに吊るすために使用。
私は随分以前に購入しましたが、現在でも販売されています。
装着はこんな感じです・・・・・
#158 Royal 1948 4
ガソリンもしくはケロシンが使用できるモデルです。
#157と並べてみました。
構造的に若干の違いがあるので高さも違います。
#156、#157、#158は共にタンクの大きさ、ウッドハンドルの形状は基本的に同じです*。
*初期モデルなどには形状の違うハンドルも使われています。
左側が初期のハンドルです、これは#158用のグリーンに塗られたものです。
タンクも淡いグリーンにシルバーのぼかしペイントです。
3ピースのフィラーキャップ。
別体のハンドポンプにて加圧します。
この3ピースフィラーキャップは#156も共通の仕様です。
タンク底のスタンプ。
#157とはバルブ構造も違います。
ジェネレーターは「R55」、プレヒートカップも標準装着されています。
左側のバルブは#158、#156共通のものですが、初期?には右側のバルブを使ったものもあるようです。
左のバルブはパーツNo.104A657S 右はNo.104A657 です。カナダ製ランプの多くのモデルに使用されています。
上に見えるステムAssy、パーツNo.101-653も多くのモデルに共通するパーツです。
#158と#156は色の違いと、ケロシンが使用できる#158のインテークチューブとプレヒートカップが違うだけだと思います。
#156もジェネレーターは「R55」を使用します。
この時期にはカナダモデル独特の中央部分がくびれているバーナキャップと・・・
よく見るこのタイプのバーナーキャップが混在しています。
プレスタイプのミキシングチャンバーにも注目・・・・
1947年から48年には、ミキシングチャンバーも上の画像のプレスタイプとこの画像のダイキャストのものとが見られます。
プレスタイプからダイキャストへと変化していきます。
1940年代の一時期ランタンと共にプレスタイプのミキシングチャンバーが使われています。
これは米国、カナダ共通の仕様です。
エアインテークチューブです、ケロシンが使える#158等はこの小さなくぼみが2ヶ所あります。
ケロシンを使用するランプ、ランタンの特徴です。
これは#157のものです、ガソリンモデルにはくぼみがありません。
先ほど紹介したリプロダクトパーツと#660グローブを装着してみました。
#355グローブは入手困難、リプロダクトのグローブも安くはありませんからこんなパーツは助かりますね。
これならキャンプに持ち出しても安心・・・・?・・
・・・・最近はリプレイスメント(交換用)の現行グローブも高くなってしまいましたからね~
フロストグローブならシェードがなくても眩しくありませんが・・・
やっぱりシェードはあったほうが良いと思います。
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当時はこの3モデルから自分の好みの(用途に合った)ランプ、そしてシェードを選んで購入することができました。
1955年からは#159(159X)へと進化、1970年代に入るとまもなくカナダでのランプ(#159)は生産を終了してしまうようです。
USモデルは1950年代中期に生産を終了しています・・・・・
#157(#157X)がデザインされた当時のファネルとマントルのパッケージ。
それじゃあ・・また・・

Please Be With Me
Duane Allman with Cowboy(Scott Boyer&Tommy Talton) 1971
Posted by mariokeisuke at 08:00
│Coleman