2015年01月20日
Coleman Generator Part・1
【コールマン ジェネレーター・パート1・U.S製】
ランタンやストーブ等火器類の要・・・・・「ジェネレーター」・・・
Coleman製は100年を超える歴史があるのでそのバリエーションも豊富です。
パッケージにも時代や機種により様々な変化が見られます。
そんな移り変わりの一端をゆる~く綴っていこうと思います。
今回はランタン(ランプ) 用U.S.A編・・パート1。
いつもより少し長いです・・・・・
・
・
1910年代に登場する「Quick-Lite」。
それまでのモデルに比べ簡単なプレヒート、さらに手軽に交換できるジェネレーターを採用した最初のシリーズでした。



そのシリーズに装着された最初のジェネレーターが「Q99」です。
ループを描いた独特のフォルムです、マッチでのプレヒートを効率よく出来るようにデザインされたのだと思います。
ひと目でそれとわかるパッケージがとても印象的です。
1959年頃までラインナップされていたようです。

クリーニングニードルは内蔵されていないので専用のニードルでの作業が必要です。
ガスチップだけでも交換出来るようにパーツや工具も準備されています。
Colemanのジェネレーター・・・モデルによってはわりと最近までガスチップやクリーニングロッドのみでの販売もされていました。
合理的かつ経済的だったと思います。


廉価版のストレートタイプ「Q77」1927年頃リリースされます。
どちらかと言うと使い捨てといった位置づけのようです・・?
とてもシンプルなパッケージです。
この「Q77」は1920年代末に登場する「#220・#228」等初期の「インスタントライト」ランタン、ランプにも装着されています。
ジェネレーターが斜めに装着された「スラントモデル」と呼ばれるランタン・ランプです。
*クリーニングニードルを持つ「T88」と言うジェネレーターを装着したモデルもあります。
「Q77」は1940年代中期までラインナップされていたようです。



1929年、クリーニングロッド(ニードル)を内蔵した「R55」がリリースされます。
ジェネレーターに取り付けられたレバーで操作します。
長期間にわたり販売されているので、パッケージのデザインは何度か変更されましたが、その頻度はとても少ないと感じます。
この3種のジェネレーター「99・77・55」は互換性があります。


1930年代になると6本入り(半ダース)パッケージが多く見られます。
「Q77」、パッケージに描かれているのは「スラントモデル」のようです。


1930年代初期にリリースされる「インスタントライト」シリーズ「#220・#228」系及びランプ用「T44G」です。
80年代まで続く#220系等に対応しています、最終モデルは「#220K」です。
この「T44」にはケロシン用の「T44K」もラインナップされていました。


こちらも1930年代にリリースされる「#242」シリーズ用「T66」。
パッケージにはコールマン社初のシングルマントルランタン「#242」(ジュニア)が描かれています。
「#243」系、のちに発売される「#200」系にも対応します。


この「T44G」と「T66」は1950年代に「T44DL」「T66DL」DL=ダブルライフへとモデルチェンジをします。
フィルターの素材、構造の変更がされ、耐久性の向上を図ったようです。
初期のものは本体にニッケルメッキが施されています。
銀色の輝きがとてもきれいで、今となっては使うのがためらわれる希少なパーツのひとつです・・・・
のちにこのメッキされたモデルは姿を消してしまいますが「DL・ダブルライフ」は現在も型番を変え販売が続けられています。
「T66DL」のパッケージには1950年にリリースされた「#200」も描かれています。

「T44」に見る変化。
左下、アスベストを使用した古いモデル「T44G」、右上、「T44DL・ダブルライフ」モデル。
アスベスト製はタールや不純物による劣化が早かったものと思います。

1940年代 WWⅡの一時期、「T44G」にはスチール製のジェネレーターが存在しました。
その本体にはおそらく錆止めと思われる「Copper Prated」(銅メッキ)が施されているようです?
ガスチップとクリーニングロッドはブラス製ですが、左のものはクリーニングロッドもスチールです。
「#220BX」などの戦時モデルに用いられたと思います。

1944年 GIランタン「#252」が軍に納入されます。
コールマン社をはじめ数社によって共同開発されたのは有名な話ですね。
各社共通のジェネレーターです。
スピーディな作業が必要な戦場、さらに粗悪な燃料の使用も想定されているので基本は使い捨てです。
戦時下、ブラス(真鍮)は貴重品だった為アルミ素材が採用されたようです。
特別にパッケージされたものではなく紙に包まれたり、封筒に入れられた簡素なものです。

ケロシンランタン「#237」用です。
個別箱パッケージです、カナダモデルにはよくある個別箱パッケージですが、ウイチタ製ランタン用は種類が少ないと思います。
U.S製ジェネレーターでも「#236」「#249」などの大きい(太い)ジェネレーターやレバー付きのジェネレーターに見られます。

1961年
1950年代末、それまでの「R55」「T44DL」「T66DL」等は他のパーツ同様に数桁のパーツナンバーに変更となります。
「T44DL」は「220E5891」、「T66DL」は「200A5891」と現在に続く新しいパーツナンバーになりました。
この過渡期には「220E289(1)」「200A289(1)」と呼ばれた時期もあったようです。
間も無く?パッケージも個別のブリスターパックになるようです。
発売当初は「$1」と価格もプリントされていましたが後に価格のプリントはされなくなります。
このパッケージは1980年頃までと長期にわたり続きます。
「R55」はパーツナンバー「155B292」となりました、パッケージは紙箱のままです。

1960年代から販売される「アクセサリーセーフ」に付属されていたジェネレーター・・簡素なパッケージです。


80年代、Coleman社のブランドカラー、「フォレストグリーン」(明るめです)のパッケージ。
「#214」ケロシンランタン、「#286」「#288」「#290」のCLシリーズなどもこの時代に登場しています。



上から80年代後期、そして80年代末に登場する「UNLEADED」シリーズ、90年代初期のものです。
このあたりは今でも時々見かけますね。
最近のパッケージもまたフォレストグリーン(濃い目)を基調としたものとなっています。
・・・・・ここからLPガスランタンです。


1950年代、Coleman社初のLPガスランタン「5101」用。
こちらもニッケルメッキが施されています、「T66DL」のボディを流用したからだと思われます。
クリーニングニードルは無く、アスベストのフィルターだけが挿入されています。


LPガスランタン・60年代「5120」、70年代「5122」等用です。
「5107」、「5114」シリーズ用などもありましたが、調整式のレギュレーターの採用でジェネレーターを使用するLPガスランタンは80年代のうちに姿を消してしまいます。
・
・
大雑把ですが・・こんな感じで変化してきた・・U.S製ランタン・ランプ用ジェネレーターです。
他にもまだ見たことが無いようなものもあると思います・・・・
特に近年のものは機種によってデザインが違ったりしています、それらはいずれあらためて・・・・???
近日・・カナダ編も予定しています・・・・・・・・???・・
古いカタログ、パーツリスト等を参考にしましたが曖昧な部分もあります、追記、訂正、削除など行うこともあります。
ランタンやストーブ等火器類の要・・・・・「ジェネレーター」・・・
Coleman製は100年を超える歴史があるのでそのバリエーションも豊富です。
パッケージにも時代や機種により様々な変化が見られます。
そんな移り変わりの一端をゆる~く綴っていこうと思います。
今回はランタン(ランプ) 用U.S.A編・・パート1。
いつもより少し長いです・・・・・

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1910年代に登場する「Quick-Lite」。
それまでのモデルに比べ簡単なプレヒート、さらに手軽に交換できるジェネレーターを採用した最初のシリーズでした。



そのシリーズに装着された最初のジェネレーターが「Q99」です。
ループを描いた独特のフォルムです、マッチでのプレヒートを効率よく出来るようにデザインされたのだと思います。
ひと目でそれとわかるパッケージがとても印象的です。
1959年頃までラインナップされていたようです。

クリーニングニードルは内蔵されていないので専用のニードルでの作業が必要です。
ガスチップだけでも交換出来るようにパーツや工具も準備されています。
Colemanのジェネレーター・・・モデルによってはわりと最近までガスチップやクリーニングロッドのみでの販売もされていました。
合理的かつ経済的だったと思います。


廉価版のストレートタイプ「Q77」1927年頃リリースされます。
どちらかと言うと使い捨てといった位置づけのようです・・?
とてもシンプルなパッケージです。
この「Q77」は1920年代末に登場する「#220・#228」等初期の「インスタントライト」ランタン、ランプにも装着されています。
ジェネレーターが斜めに装着された「スラントモデル」と呼ばれるランタン・ランプです。
*クリーニングニードルを持つ「T88」と言うジェネレーターを装着したモデルもあります。
「Q77」は1940年代中期までラインナップされていたようです。



1929年、クリーニングロッド(ニードル)を内蔵した「R55」がリリースされます。
ジェネレーターに取り付けられたレバーで操作します。
長期間にわたり販売されているので、パッケージのデザインは何度か変更されましたが、その頻度はとても少ないと感じます。
この3種のジェネレーター「99・77・55」は互換性があります。


1930年代になると6本入り(半ダース)パッケージが多く見られます。
「Q77」、パッケージに描かれているのは「スラントモデル」のようです。


1930年代初期にリリースされる「インスタントライト」シリーズ「#220・#228」系及びランプ用「T44G」です。
80年代まで続く#220系等に対応しています、最終モデルは「#220K」です。
この「T44」にはケロシン用の「T44K」もラインナップされていました。


こちらも1930年代にリリースされる「#242」シリーズ用「T66」。
パッケージにはコールマン社初のシングルマントルランタン「#242」(ジュニア)が描かれています。
「#243」系、のちに発売される「#200」系にも対応します。


この「T44G」と「T66」は1950年代に「T44DL」「T66DL」DL=ダブルライフへとモデルチェンジをします。
フィルターの素材、構造の変更がされ、耐久性の向上を図ったようです。
初期のものは本体にニッケルメッキが施されています。
銀色の輝きがとてもきれいで、今となっては使うのがためらわれる希少なパーツのひとつです・・・・
のちにこのメッキされたモデルは姿を消してしまいますが「DL・ダブルライフ」は現在も型番を変え販売が続けられています。
「T66DL」のパッケージには1950年にリリースされた「#200」も描かれています。

「T44」に見る変化。
左下、アスベストを使用した古いモデル「T44G」、右上、「T44DL・ダブルライフ」モデル。
アスベスト製はタールや不純物による劣化が早かったものと思います。

1940年代 WWⅡの一時期、「T44G」にはスチール製のジェネレーターが存在しました。
その本体にはおそらく錆止めと思われる「Copper Prated」(銅メッキ)が施されているようです?
ガスチップとクリーニングロッドはブラス製ですが、左のものはクリーニングロッドもスチールです。
「#220BX」などの戦時モデルに用いられたと思います。

1944年 GIランタン「#252」が軍に納入されます。
コールマン社をはじめ数社によって共同開発されたのは有名な話ですね。
各社共通のジェネレーターです。
スピーディな作業が必要な戦場、さらに粗悪な燃料の使用も想定されているので基本は使い捨てです。
戦時下、ブラス(真鍮)は貴重品だった為アルミ素材が採用されたようです。
特別にパッケージされたものではなく紙に包まれたり、封筒に入れられた簡素なものです。

ケロシンランタン「#237」用です。
個別箱パッケージです、カナダモデルにはよくある個別箱パッケージですが、ウイチタ製ランタン用は種類が少ないと思います。
U.S製ジェネレーターでも「#236」「#249」などの大きい(太い)ジェネレーターやレバー付きのジェネレーターに見られます。


1950年代末、それまでの「R55」「T44DL」「T66DL」等は他のパーツ同様に数桁のパーツナンバーに変更となります。
「T44DL」は「220E5891」、「T66DL」は「200A5891」と現在に続く新しいパーツナンバーになりました。
この過渡期には「220E289(1)」「200A289(1)」と呼ばれた時期もあったようです。
間も無く?パッケージも個別のブリスターパックになるようです。
発売当初は「$1」と価格もプリントされていましたが後に価格のプリントはされなくなります。
このパッケージは1980年頃までと長期にわたり続きます。
「R55」はパーツナンバー「155B292」となりました、パッケージは紙箱のままです。

1960年代から販売される「アクセサリーセーフ」に付属されていたジェネレーター・・簡素なパッケージです。


80年代、Coleman社のブランドカラー、「フォレストグリーン」(明るめです)のパッケージ。
「#214」ケロシンランタン、「#286」「#288」「#290」のCLシリーズなどもこの時代に登場しています。



上から80年代後期、そして80年代末に登場する「UNLEADED」シリーズ、90年代初期のものです。
このあたりは今でも時々見かけますね。
最近のパッケージもまたフォレストグリーン(濃い目)を基調としたものとなっています。
・・・・・ここからLPガスランタンです。


1950年代、Coleman社初のLPガスランタン「5101」用。
こちらもニッケルメッキが施されています、「T66DL」のボディを流用したからだと思われます。
クリーニングニードルは無く、アスベストのフィルターだけが挿入されています。


LPガスランタン・60年代「5120」、70年代「5122」等用です。
「5107」、「5114」シリーズ用などもありましたが、調整式のレギュレーターの採用でジェネレーターを使用するLPガスランタンは80年代のうちに姿を消してしまいます。
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大雑把ですが・・こんな感じで変化してきた・・U.S製ランタン・ランプ用ジェネレーターです。
他にもまだ見たことが無いようなものもあると思います・・・・
特に近年のものは機種によってデザインが違ったりしています、それらはいずれあらためて・・・・???
近日・・カナダ編も予定しています・・・・・・・・???・・
古いカタログ、パーツリスト等を参考にしましたが曖昧な部分もあります、追記、訂正、削除など行うこともあります。
Posted by mariokeisuke at 08:00
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