Ｓｉｍｐｌｅ　Ｍａｎ　シンプルマン

　

　　【コールマン　テーパーグローブ　パート2　#5107・#990編】

　今回は、前回に引き続きテーパーグローブ　パート2 　#5107・#990編です。
　　
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　上記画像はプロパンランタン#5107。

　パート1で紹介した#5114と同時期の70年代に登場します。

　#5114はツーマントル、この#5107はシングルマントルです。

　#5114に比べふた周りほど小さなグローブを使用します。





















　

　右側が#5107、左の大きいのは#5114です。

　
　＊　グローブパーツナンバー

　　　#5107-0481　　クリア
　　　#5107-0461　　フロスト（ハーフフロスト）

　

　　　　　　　

　

　この#5107グローブはO.E.M供給していた「Sears」モデルと同サイズです。

　#476.72215
　#476.72241

　サイズは同じですが「Sears」モデルは専用のフロストグローブが装着されています。


























　

　#5107も#5114と同じく最初期のモデルはアボカドカラーでした。

　後にダークグリーンの#5107Aへと変化します。

　さらにバルブ、バーナーやフレームを一新した#5107Cへと・・・なぜか「B」はないようです・・・

　

























　
　
　

　#5107グローブも「PYREX」ロゴで登場しますが他のモデル同様にロゴマークはめまぐるしく?変化します。

　1980年代、後継機の#5151（ワンマントル）、#5152（ツーマントル）の最初期モデルまで採用されます。

　#5107グローブが装着されたランタンは以上の3機種だけだと思われます。

　



















　

　
　
　

　1970年代*カナダコールマンから#990グローブを装着した最初のモデル#5419が登場します。

　#5114、#5107と同様プロパンモデルです。

　300キャンドルパワーと#200Aと同程度の性能です。

　製造時期によりベンチレーターの色合いやバルブノブなど、他にも細かな仕様の違いが見られます。

　＊1975年のカタログがデビューですが、1974年にパテントを取得しているようです。







　




















　

　後年、同じく#990グローブを装着するカナダモデル#331が登場します。

　350キャンドルパワーです。

　1977~79年までが製造期間だったようです。

　#331も#321系と同様に#335と同じバーナー&フレームを持っています。　

　#5419もまったく同じではありませんが同様のバーナーフレームです。
　　　
　なので　・・・

　
　　　



















　

　#335に#5419のベンチレーター、ベイル*そしてグローブがそのまま装着する事ができます。

　燃焼システム以外の基本的な構造（形状）は変わらないので違和感は感じられません。

　#331とはひと味違った良い雰囲気だと思います。


　＊　#5419のベイルハンドルは当初専用のものでしたが後に#621系と共用になりました。






















　
　

　ノーマル#335との比較です。

　私は以前カナダ製のイージーライトモデルが好きで、ほぼコンプリートしたのですが神経質なバルブ構造に辟易してほとんどを手放してしまいました。

　ブルーやブラウンなどの色使い、独特のデカールも個性があって魅力的ですけどね　・・・

　スッキリとしたデザイン、安定した性能の#335も良いランタンです。

　　






















　
　

　#5114と#5107のちょうど中間に位置する感じです。　＊真ん中が#5419（#990）です。

　後に#5419は#5419Aへとマイナーチェンジします、グローブはひと周り大きな#5114系（#880）が標準装着となりました。

　#990グローブを使用するランタンは#5419と#331の2機種だけだと思われます。




















　

　#990グローブの製造期間は短かったようです、80年代のうちに#4グローブ*が代替品として指定されています。




　＊　#4グローブ＝#286・288など多くのモデルに装着されているスタンダードなグローブです。
　　　　






















　

　#990グローブの流通量は極端に少ないのですが　・　・　・

　現在流通している#5177（5178）用*が雰囲気を残しています、こだわらなければこれも「有り」だと思います。

　この#5177グローブには製品によってロゴマークの位置が下部にあるものと上部にあるものがあります。

　製造時期によるものだと思いますが、私個人的には下部にあるほうがバランスが良いような気がします。

　見慣れたせいもあると思いますが　・　・　・　・

　ちなみに、上の画像のものも下部にあります。



　　＊　R5177A043J　・　現在コールマンジャパン が供給しているグローブ。
　　　　上画像のロゴが下部にあるグローブのパーツナンバーはR5177B043Cです

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　テーパーグローブモデルは取り扱いに若干?気を使いますが　・　・　・

　独特の雰囲気を持ち、個性的なとても魅力のあるランタン達です。



　

　　　　　　　　Johnny Boy　　　　Gary Moore 　　　　　　　　　　　　
　　　　





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それじゃあ・・また・・







　＊加筆、訂正、削除など行うこともあります。