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2013年01月29日

Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5

 
 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5

 【コールマン ファンネル #1・#2 BIG FUNNEL】

 「パート5」・・・・今回は大きいファンネルです・・・・汗

 お役には立たないレポートかとは思いますが・・・お付き合いください・・・・コーヒーカップ

 












 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5

 ウィチタ工場の「#1」は「#0」と同じく1928年3月に最初の出荷記録があります。

 材質も同じくスチールに銅メッキ(copper plated)されたものです。

 直径は5インチ(約13cm弱)。

 こちらもやはり「スカイラー(Schuyler Manufacturing Co.)」社のOEM?のようです。













 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5
 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5

 直張りされたディレクションペーパーとメッシュのスクリーン。

 メッキされた銅はムラが多く、使用頻度や個体差にもよると思いますが、きれいに残っているものは少ないかもしれません。















 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5

 こちらはOEM供給元?の「Schuyler」オリジナルです。

 「#1」ファンネルはハンディガスプラントや家庭用レディアントヒーター等の大型ストーブ、ヒーター用に販売されていたようです。
  











 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5
 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5

 「#0」モデルと同様刻印以外の作りは同じです。

 フィルターも同じです、「Schuyler」のものがそのまま装着されています。

 「#0」に比べ需要も少なく?大きさのせいもあったのかもしれません、材質の変更、モデルチェンジもないまま?40年代まで販売が続くようです。



 

 
 








 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5

 1948年頃アルミモデルの「#1A」に変更となります。

 ソリッドのアルミ製です。直径49/16インチ(約12cm)。

 後年赤いアノダイズド加工されたものになります・・・・















 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5

 この後期のモデルにはブラス製のメッシュスクリーンが装着されます。

 メッシュスクリーンは1960年頃、シルバーボディの頃には装着されているようです。

 赤いアノダイズド加工モデルは品質にバラつきがあり・・・発色の濃いもの・・薄いもの・・色褪せてしまったものなども見かけます。













 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5

 「#1A」ウィチタモデルは1963年頃にディスコンとなってしまい、この後大型ファンネルは販売されることはありません。













 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5

 「#0」とのツーショット!!まるで親子のようですネ・・・#0は21/4インチ(約6cm弱)

 「#1A」ディスコン後も交換用のフィルターとメッシュのスクリーンだけは販売が続いていたようです。












 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5

 カナダトロント工場製「#1」モデルです。 左の茶色のです。

 トロント工場「#1」は1934年 88個の出荷が最初のようです。

 

 










 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5

 この「#1」カナダモデルがいつの時期のものかは断定できませんが、おそらく1930~40年代のものだと思います。

 刻印された社名(Lamp and Stove Co.Ltd)である程度の年代は推測できるのでしょうが・・・・あまりあてにはなりません・・・・特にカナダ製は・・・・

 厚手のスチール製にやはり銅メッキされたもののようですがウィチタモデルとのメッキの質感はまったく違います、本体は一体成型されています。

 サイズは5インチです。

 ランタンやストーブに施されたものに似たカッコイイ刻印です。












 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5

 1940年代のカタログに記載されてはいるのですが写真やイラストが無い、あったとしても使い回しだったりと・・・・こちらもあてにはなりません・・・・・・

 モデルチェンジがあったのか・・?いつまで販売されていたのか・・・・不明です・・・・













 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5 

 「#2A」ファンネル・・・こちらもチョッと珍しいモデルかも・・・・

 トロント工場製です。おそらく1950年代ころのモデルだと思います、ロゴの字体から察しても1945年以降のものと推測されます・・・・?

 ただ・・いつ登場していつまで販売されていたのか・こちらも不明です・・・・

 ・・・「#2」モデル・・ウィチタ工場では1929年11月一個の出荷がありました、翌30年1月返品?になり戻ってきているようです、その後1932年2月一個の出荷が記録されています。しかしその後USモデルの「#2」はカタログ・パーツカタログでもまったく確認できません。

 ・・・「Schuyler No.2」モデルなのでは?と思いますが・・・今となっては「幻」です。












 
 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5
 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5

 これはまるでバケツのようです。

 1940年代のカナダカタログでは「#2」モデルは5インチと紹介されています。

 この「#2A」モデルは6インチ(約15cm強)です。

 「アンチスプラッシュ」飛沫が飛び散らない作りのようです。












 Coleman ファンネル N0.1 No.2  パート5

 1950年代のカナダカタログによると「船外機」「芝刈り機」「定置エンジン」などに・・・と紹介されています。
  
 さすがにこれだけデカイとランタンやキャンプストーブには無理がありますよね・・・?
              ・
 カナダ製品は流通量、資料ともに少なくいつも頭を悩ませます・・・・ぴよこ2

 まぁ・それもまた魅力ではあるのですが・・・・・・・ぴよこ3
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                 ・
                 ・
 相変わらず憶測部分が多いです・・・・・・ごめんなさい・・・男の子エーン


 *加筆、訂正、削除などあると思います。




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Posted by mariokeisuke at 12:00 │Coleman

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