2011年10月15日
東京トップ コッヘル

1970年(昭和45年)父親に買ってもらったはじめてのキャンプ道具です。
小学生でキャンプに目覚めた私は、中学に入ると夏休みには大きなリュックサックを背負い電車(汽車)に乗って浪板海岸(三陸海岸ですね)に出かけるのが楽しみでした。
小遣いで買ったマミー型のシュラフを両手で抱え、駅から程近い堤防沿いの松林の中にテントを張るのでした。
貸しテント(△のやつ)を張り終えると床には持参した新聞紙と近所の商店で貰ったダンボールを敷き、さらにテントの周りに水はけ用の溝を掘るのです。
火器と呼べるものは・・・ローソクランタン(赤い屋根)と固形燃料だけです。
ご飯は固形燃料を使って炊くのですが、ボンカレーを暖めたりするのは石で作ったカマドで焚き火です。

東京トップは当時、エバニュー、ホープと並ぶ三大ブランドでした。
その後ニュートップに社名をかえ90年代まではカタログを発行していましたがその後は・・・わかりません。

購入時は綿袋、ゴムバンド、しゃもじ、スポンジが付属していましたが、徐々に行方不明になってしまいました。
天然「ブラックライト」の様になってしまいましたが、今でも時々使用しています。
私の宝物のひとつです。
Posted by mariokeisuke at 09:54│Comments(0)
│食